女優ハン・ソヒの善行が1年過ぎた今、明らかになった。
6月30日、あるメディアによると、ハン・ソヒは2024年7月、ソウル芸術大学の演劇映画科の学生を対象に、1週間のアクション特別講義を実施した。
ハン・ソヒは、Netflixドラマ『マイネーム:偽りと復讐』を通じて縁があったアクション監督のキム・ミンスの提案により、キム監督が運営するアクションスクールと提携しているソウル芸術大学の授業を聞く学生たちを相手に演技を教えた。
ハン・ソヒは“チーム長”と呼ばれるほど学生たちと気兼ねなく過ごし、授業最終日には学生43人全員にノートパソコンをサプライズでプレゼントしたという。
授業中、とある学生が壊れた携帯電話を直したり、変えたりすることができないのを見て残念がったハン・ソヒが、勉強に役立ててほしいとして、学生全員にノートパソコンをプレゼントしたのだ。総額約5000万ウォン(約530万円)に達すると明らかになった。

この事実が1年も過ぎた今年知られることになったのも、ハン・ソヒが外に知らせないでほしいと学生たちに頼んだためだ。それでも、キム・ミンス監督が善行は広く知られなければならないという理由でこのような美談を公開した。
キム監督は、「学生たちの修了式を行った日、ハン・ソヒはメイクまでしてもらって修了証を直接渡した。特講の後もチャットグループを作って、学生たちと交流したそうだ」として、「学生たちに良い思い出を残そうと努力した」と伝えた。
なお、ハン・ソヒは次期作として映画『プロジェクトY』(原題)を選択した。『プロジェクトY』はハン・ソヒとともに女優チョン・ジョンソが出演した。頼れるのはお互いだけだった2人の女性が、底辺から抜け出すために隠された闇金と金塊を盗んでから展開される出来事が盛り込まれた。
◇ハン・ソヒ プロフィール
1993年11月18日生まれ。韓国・蔚山(ウルサン)出身。身長166cm。2016年にSHINeeの楽曲『Tell Me What To Do』のミュージックビデオの出演で芸能界入りし、2017年のドラマ『ひと夏の奇跡~Waiting for you』で本格女優デビュー。ドラマ『夫婦の世界』でブレイクし、以降『わかっていても』『マイネーム:偽りと復讐』『京城クリーチャー』など数々の話題作に出演した。デビュー時から大手食品メーカーや化粧品メーカーなど、様々な企業のCMモデルを務めた。