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“超ド級のお嬢様アイドル”がもたらした「生態系破壊レベル」の衝撃 K-POP界はどう変わる?

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“超ド級のお嬢様アイドル”がもたらした「生態系破壊レベル」の衝撃 K-POP界はどう変わる?
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“お嬢様”という属性が、もはや隠すべき個人情報ではなく、むしろ強力な武器として消費される時代が到来した。

【写真】“ダイヤスプーン”お嬢様が異例のデビュー

「新世界(シンセゲ)グループ」のチョン・ユギョン会長の長女で、サムスン創業者イ・ビョンチョル氏の曾孫にあたるムン・ソユンが、「ALLDAY PROJECT」のメンバー・アニーとしてアイドルデビュー。K-POP界に静かな地殻変動をもたらしている。

アニーは6月23日、デビューシングル『FAMOUS』をリリースし、THEBLACKLABEL所属の新人として本格始動。YGエンターテインメント出身のプロデューサー・TEDDYが率いる同レーベルから、5人組の男女混成グループとしてデビューした点も注目されているが、それ以上に話題を集めているのが彼女の“出自”だ。

「うちでは普通(笑)」

ALLDAY PROJECT
(写真提供=OSEN)ALLDAY PROJECT。ベイリー、ターザン、ヨンソ、ウチャン、アニー

アニーは米・コロンビア大学に合格したが、休学を選びアイドルの道へ進んだという。当初、母であるチョン会長は「絶対にダメ」と反対したが、大学合格で“本気”を示すと、「他の家族を説得するのを手伝う」と一転して支援に回った。こうしたエピソードは、6月13日に公開されたインタビュー映像で明かされている。

実際、“財閥家の日常”がそのまま世に出たことも。最近行われたSNSのライブ配信では、自宅のキッチンとみられる場所からファンと交流。その最中、画面外から「会長様がお入りになります」という声が入り、まさに“リアル財閥ライフ”が映し出された。

アニーは動じることなく配信を続け、この一幕は「うちでは普通に“ママが来た”ってだけ(笑)」というコメントとともにネット上で大きな反響を呼んだ。

彼女の登場は、K-POPマーケティングの構造そのものに象徴的な問いを投げかけている。これまでも、ソウル一等地の清潭洞で育ったことや、海外留学経験といった“金のスプーン”キャラクターは一種のブランディング戦略として機能してきたが、アニーはその全てを無力化する“最上位互換”として、圧倒的な存在感を放っている。

実際、ネット上では「もう他の“金のスプーン”アイドルでは驚かない」「これはもはや生態系破壊レベル」といった反応が相次いでいる。

“勝利の三拍子”

注目すべきは、コンテンツ消費の“視点”が変わりつつあることだ。「Vlogを投稿するだけで100万回再生は確実」といった声は、単なる好奇心を超えて、アイドルに求められる新たな“競争力”を示唆するものでもある。資本とストーリーテリングが融合した“ファンダム型コンテンツ”への進化を予感させる。

アニー
(写真提供=OSEN)アニー

THEBLACKLABELとTEDDYが、こうした背景を持つ人物をあえてデビューさせた点も、戦略的判断と見る向きは多い。アニーは、名門大合格歴、財閥家の血筋、そして日常の公開にも抵抗のないZ世代という“勝利の三拍子”を備えた存在だ。

いまK-POPは、“実力”や“物語”だけでは勝ち抜けない次のフェーズに突入している。“誰が最も興味深い現実を生きているか”が競争軸となりつつあるなか、この現象がポジティブに作用するのか、それとも逆風となるのか、答えが出るにはもう少し時間がかかりそうだ。

◇アニー(ANNIE)プロフィール

2002年1月23日生まれ、本名ムン・ソユン。韓国の財閥序列11位(2025年現在)である「新世界グループ」のイ・ミョンヒ総括会長の孫で、株式会社新世界チョン・ユギョン会長の長女。小学校卒業後はアメリカに留学し、コロンビア大学に進学しており、現在は休学中だ。2024年2月、THEBLACKLABELの練習生らと一緒にいる写真が出回り、話題に。2025年6月23日、5人組の男女混合グループ「ALLDAY PROJECT」のメンバーとしてデビューした。

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《スポーツソウル日本版》
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