韓国ドラマ『梨泰院クラス』などで知られる美人女優クォン・ナラが、新たな芸能事務所と専属契約を結んだ。
芸能事務所SUBLIMEは6月26日、クォン・ナラとの専属契約締結を発表した。
同事務所は「作品ごとに唯一無二の雰囲気と神秘的なビジュアルで強烈な印象を残してきたクォン・ナラと専属契約を結んだ。新たな出発をともにすることになり嬉しく思う」とし、「幅広い演技スペクトラムを持つ俳優らしく、力量を思う存分発揮できるよう、全面的なサポートを惜しまない」と伝えている。
クォン・ナラは2023年より芸能事務所GHOST STUDIOに在籍していたが、新たに事務所を移すことになった。

元々はK-POPガールズグループHELLOVENUS(ハローヴィーナス)として活動していたクォン・ナラは、2017年のドラマ『あやしいパートナー』で本格的に女優業をスタート。以降も『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~』『親愛なる判事様』『ドクター・プリズナー』『梨泰院クラス』『暗行御史<アメンオサ>~朝鮮秘密捜査団~』『不可殺 -永遠を生きる者-』『ザ・ミッドナイトスタジオ ~恋人は訳ありカメラマン』など多数のドラマに出演し、着実にキャリアを築いてる。
特に、『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~』では演技に対するトラウマを抱える映画女優チェ・ユラを繊細に演じて複合的な人物の内面を描き、『梨泰院クラス』では清楚なビジュアルに“ガールクラッシュ”なカリスマを加えたオ・スア役を好演。最近では『ザ・ミッドナイトスタジオ ~恋人は訳ありカメラマン』で演じたハン・ボム役を通じて、深みのある感情表現で作品の魅力を一層引き立てた。このように、クォン・ナラは作品ごとに異なるキャラクターを多彩に演じ分け、そのたびに大きな注目を集めている。
繊細な表現力と優雅な雰囲気で作品ごとに魅力を残してきたクォン・ナラが、SUBLIMEとの専属契約によってどのような転換点を迎えることになるのか、今後の動向に期待が集まる。

なお、SUBLIMEには現在、ソン・ガンホ、コ・ソヨン、キ・ウンセ、ティファニー、ナナ、キム・ユンジ、イム・スヒャン、ヘリ、ハニ、ソ・イェジ、ジャクソン、チョン・イェイン、アン・テファン、キム・ドヨン、チョ・ハンギョル、ハン・ジェインなどが所属している。
◇クォン・ナラ プロフィール
1991年3月13日生まれ。本名クォン・アユン。2012年にHELLOVENUS(ハローヴィーナス)のメンバーとしてデビューし、2017年放送のドラマ『あやしいパートナー』で演技活動を本格化させた。その後も『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~』『親愛なる判事様』『ドクター・プリズナー』といったドラマで助・主演を務め、2020年に放送された『梨泰院クラス』で主人公の初恋相手を演じ、“売れっ子”女優となった。