6月30日放送の『プロフェッショナル 仕事の流儀』(NHK総合)に、欧州チャンピオンズリーグで日本人男子初の優勝を成し遂げたバレーボール選手・石川祐希が出演する。

石川は2024年のパリ五輪で、キャプテンとして16年ぶりとなる自力での予選突破をけん引。しかし決勝トーナメントではあと1点を奪うことができず、歴史的な大逆転を喫した。

国内でSVリーグが盛り上がりを見せるなか、石川はひとりイタリアリーグで戦い続ける道を決断。世界最高峰と言われるセリエA、その中でも常勝を求められる王者・ペルージャへ移籍し、世界の代表たちがしのぎを削る過酷な環境に身を投じた。

そしてたどり着いた、欧州チャンピオンズリーグ。番組では優勝という快挙に向けた歩みに密着し、知られざる苦闘や思いがけない素顔などを映し出す。

石川は密着を振り返り、「イタリアでの生活を2か月の間、密着してもらいました。ペルージャで、バレーボールに向き合う姿をご覧いただければと思います!」とコメント。
また担当ディレクターは見どころについて、「日本人男子として、史上初の欧州チャンピオンズリーグ制覇。その偉業の裏には意外にも、石川選手の驚くほど静かな日常がありました。自宅と体育館を黙々と往復する代わり映えのないように見える日々。しかしその単調な繰り返しの中、コート上では新たな変化を求め続ける石川選手の姿がありました。日本から約1万キロ、歴史的快挙の知られざる舞台裏をお届けします」と語っている。