韓国のペット観察リアリティ番組『家を出れば犬天国』(原題)で、言いたいことはハッキリ言う爽快な魅力を発揮しているIVEのレイが、番組を通じて新たな気づきを得たと語り、特別な感想を伝えた。
毎週日曜午前10時30分に放送されている韓国JTBCの新バラエティ『家を出れば犬天国』では、「暴走ギニ(暴走するギニーピッグ=モルモット)」の異名を持つレイは、「犬天国幼稚園」の末っ子先生として、しっかりと役割を果たしている。
レイは「普段から愛犬の健康が心配だった。先生を務めながら多くのことを学んでいる」と語り、「犬天国幼稚園」の先生になった感想を明かした。
特に、アイドルとして「完璧」を追求してきたレイは、「完璧でなくてもその中に幸せを感じられた」とし、生き方に対する姿勢にも気づきがあったと話した。

新たな人生経験の真っ最中であるIVE・レイとの一問一答は、以下の通り。
◇
―出演のオファーを受けたときの率直な感想と、出演を決意した理由は?
まったく予想していなかった。でも、犬への愛情が深い分、自分にできることが多そうだと感じたし、もっと多くのことを学べる良い機会だと思った。
―愛犬家として知られているが、愛犬の自慢をお願いします。
名前は「ポルシェ」で、ミニビション(ビション・フリーゼ)だ。私に似て、お母さんのことが本当に大好き。その姿を見るだけで自然と笑顔になる。私にとって、とても可愛くて大切な兄弟のような存在だ。
―愛犬と過ごす中で一番心配していることは? また、「犬天国幼稚園」でその心配は解消されたか。
いつも健康面が一番心配だった。専門的な知識がないので、できるだけたくさん学ぼうとしていたけど、「犬天国幼稚園」で先生をしながら多くのことを学ぶことができた。
―『家を出れば犬天国』を通じて得たもの、気づいたことは?

忍耐力だ。実際に幼稚園の先生をしてみると、ただ犬のお世話をするだけでなく、さまざまな仕事があることがわかった。時間が限られているなかで、すべてを丁寧にこなさなければならず、思っていたよりも難しかった。
―撮影に入る前に特別な準備はしたのか。撮影前と撮影後で一番違った点は?
撮影前はワクワクした気持ちと情熱で、すべてを完璧にこなす先生になろうと思っていた。でも実際に撮影してみると、仕事を円滑に進めるため、そして何より犬たちをよりよく世話するためには、時には「手放すこと」も必要だと学んだ。完璧でなくても、その中でたくさんの幸せを感じられた。
―一緒に過ごした犬たちとの心に残るエピソードは?
ずっと犬たちと一緒にいると、表情や行動をよく見ることで、感情が見えてくることがある。犬たちが幸せそうにしているのを感じたとき、自分も本当に幸せで、誇らしい気持ちになった。
―撮影中に印象に残っているエピソードは?

撮影中に先生たちに料理を振る舞ったことがあって、思ったより美味しくできたので嬉しくて誇らしかった。先生たちも美味しく食べてくれて、仕事中だったけど本当に幸せな記憶として残っている。
―『家を出れば犬天国』でどんな役割を担っているのか。ご自身のキャラクターを説明すると?
「末っ子のMZ芸術先生」。犬たちには優しく繊細に接しながら、直すべきところは厳しく対応しようと心がけていたと思う。また、先生たちにMZ文化についてたくさん紹介しながら、楽しい思い出を作ることができた。
すべての犬の幸せを最優先に考える「犬天国幼稚園」を運営する『家を出れば犬天国』は、毎週日曜午前10時30分からJTBCで放送中。Coupang Playでは毎週土曜17時に先行配信されている。
◇レイ プロフィール
2004年2月3日生まれ。愛知県名古屋市出身。本名は直井怜(なおい・れい)。2018年に日本で行われたオーディションに合格し、STARSHIPエンターテインメントの練習生になった。2021年12月にガールズグループIVEの一員としてデビューした際は、STARSHIPエンタ初の“日本人アイドル”として話題を集めた。趣味は絵を描くことと可愛いもの集め。童顔な顔立ちだが169cmと高身長で、癒し系のルックスとは正反対のエッジの効いたラップが魅力。