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韓国KリーグでVARレビュー後の判定アナウンス実施へ 7月より1・2部で導入、“判定不信”の解消目指す

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韓国KリーグでVARレビュー後の判定アナウンス実施へ 7月より1・2部で導入、“判定不信”の解消目指す
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韓国プロサッカーKリーグでVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)レビュー後の判定アナウンスが導入される。

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本紙『スポーツソウル』が韓国サッカー界関係者に取材したところによると、来る7月5日に行われるKリーグ2(2部)第19節より、主審によるVARレビュー後の判定アナウンスが導入されるという。

Kリーグ2でのみ試験的に実施するわけではなく、Kリーグ1(1部)でも7月のE-1選手権による休息期間を経て、7月18日の第22節より導入される可能性が高い。

判定アナウンスは2023年2月のクラブワールドカップで初めて導入され、米メジャーリーグサッカー(MLS)でも2024年シーズンより導入。イングランド・プレミアリーグやドイツ・ブンデスリーガでも導入が予定されている。

“判定不信”の解消に繋がるか

Kリーグでは現在、主審の判定に対する不信感が高まっている。韓国サッカー協会(KFA)がKリーグを主管する韓国プロサッカー連盟に代わって審判関連の業務を移管したことで、クラブや指導者と疎通する窓口が閉ざされたことも問題視されている。

以前は例え誤審が発生して当該の審判が処分を受けたとしても、同事象に関する公式からの説明や発表がなされることがなかった。このことに、多くのクラブが継続的に不満や改善を提起。そこで連盟がKFAに判定アナウンスの導入を要請し、KFAもこれを受け入れることになった。

VAR
(写真提供=韓国プロサッカー連盟)

従来は主審がOFR(オンフィールドレビュー)をした後、判定に基づいたジェスチャーをし、電光掲示板を通じて判定結果が表示されるのみだった。

今後はOFRをした後、主審が試合会場に備え付けられた無線マイクを通じて判定をアナウンスする方法が有力視されている。

連盟はKリーグ各クラブを通じて、各試合会場の音響設備やマイクの環境をチェックした。Kリーグでは会場ごとに環境が異なり、全会場で同一の運用をすることが難しい点も考慮した。

導入まで約1カ月程度の期間が残されているだけに、KFA審判委員会は韓国国内の審判を対象に、判定アナウンスと関連した教育を実施するものとみられる。主審が自分の口で判定の理由を説明しなければならないだけに、今まで以上に細心な判定が求められる。

判定アナウンス導入を通じて、主審の判定に対する不満や不信感の解消はなされるのか。Kリーグにおける運用を注視していきたい。

(構成=ピッチコミュニケーションズ)

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