7日、NHKが運営する公式Xドラマアカウント「NHKドラマ」が投稿を更新し、14日よる9:00から放送開始するNHK特集ドラマ『天城越え』の予告編映像を公開した。同作は、松本清張の不朽の名作『天城越え』の映像化作品。主演の生田絵梨花をはじめ、岸谷五朗、萩原聖人、若村麻由美、奥野瑛太らが出演する。
舞台は昭和31年の伊豆・天城峠。印刷所を営む望月次郎(萩原聖人)は、定年間近の田島刑事(岸谷五朗)から、31年前に発生した殺人事件の捜査資料の版下作成を依頼される。その事件には遊女の大塚ハナ(生田絵梨花)と当時14歳だった少年が関与しており、少年こそ若き日の望月自身だった。時効成立後に田島が資料を持ち込んだ理由が次第に明らかとなり、封印されていた真相とともに、望月とハナの運命的な再会が描かれる。予告編映像の後半で生田は「初めて作品で時代劇に挑戦させていただきました。ぜひご覧ください」とコメントしている。
また、同日までにNHKは公式ホームページを更新し、『天城越え』出演にあたっての生田の全文コメントも掲載。ハナ役のオファーをもらった時の心境を生田は、「過去作品を拝見したとき、自分に務まるだろうかと少しこわくなりました。ハナの生きてきた境遇や心の内を、令和に生きる自分がどれだけ想像しきれるだろうかと思ったのです」と、胸の内を明かした。続けて「初めて扮装を纏ってカメラ前に立った時、監督から「ハナだ」と言っていただけたことで、抱えていた心配を拭ってスタートを切ることができました。ここからまだまだ葛藤の日々になるかと思いますが、全身でぶつかっていきたいです。楽しみにしていていただけたら嬉しいです」と、意気込みを語った。
※NHK特集ドラマ『天城越え』予告編映像(NHKドラマのX投稿)
※生田絵梨花コメント全文(NHKホームページ)