「洪明甫監督は僕らのボス。だから…」韓国、W杯“無敗突破”の裏でイ・ガンイン異例の訴え。ファンに“自制”を求めたワケ | RBB TODAY
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「洪明甫監督は僕らのボス。だから…」韓国、W杯“無敗突破”の裏でイ・ガンイン異例の訴え。ファンに“自制”を求めたワケ

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「洪明甫監督は僕らのボス。だから…」韓国、W杯“無敗突破”の裏でイ・ガンイン異例の訴え。ファンに“自制”を求めたワケ
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「ホン・ミョンボ監督は僕たちのボスです。あまりに批判しすぎると、選手たちにもダメージがあります」

韓国代表MFイ・ガンイン(パリ・サンジェルマン)が、W杯最終予選期間に続いた一部ファンによる韓国サッカー協会(KFA)やホン・ミョンボ監督への批判に“自制”を求めた。

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イ・ガンインは6月10日、ホームのソウルワールドカップ競技場で行われた北中米W杯アジア最終予選・グループB第10節のクウェート戦で先発フル出場し、1ゴールの活躍でチームを4-0の勝利に導いた。前節のイラク戦勝利で本大会出場を確定していた日本は、6勝4分でグループB首位とし、アジア勢唯一の無敗で最終予選を終えた。

この試合で最優秀選手に選ばれたイ・ガンインは、試合後の記者会見で「このような話をしてもいいかわかりませんが、多くの方が監督と協会を攻撃するなど、不快に感じている方がいらっしゃいます。ただ、僕たちも協会所属であり、監督は僕たちのボスです。あまりに批判をしすぎてしまうと、選手たちにもダメージがあります。ポジティブな部分を見てほしいです。それでこそ、ワールドカップの舞台でも上手く戦うことができると思います」と語った。

「選手が力をもらえるよう助けてほしい」

韓国サッカー協会(KFA)は前政権のチョン・モンギュ会長3期体制で数々のトラブルにより批判を浴び、昨年初めに国民的関心事となったA代表監督選任過程も円滑に処理できなかった。最終的に指揮を執ることとなったホン・ミョンボ監督は「不公正に選ばれた監督」というレッテルを貼られ、非難の矛先を向けられた。

これまでの最終予選ホームゲームでも、チョン・モンギュ会長やホン・ミョンボ監督が電光掲示板に映し出されるたび、観客からブーイングが起きることもあった。そんな光景に、DFキム・ミンジェ(バイエルン・ミュンヘン)やイ・ガンインなど一部選手は公の場で不快感を表してきた。

結局、チョン・モンギュ会長は今年2月に圧倒的支持で4選に成功し、ホン・ミョンボ監督は最終予選無敗で韓国代表を11大会連続W杯出場に導いたわけだが、国内の世論は大きく変わっていない。W杯本大会まであと1年という状況でのこの雰囲気に、イ・ガンインは警鐘を鳴らしたわけだ。

記者会見後、ミックスゾーンでも報道陣の取材に応じたイ・ガンインは、「当然、ファンが批判しなければならない部分はしなければなりません。ただ、過度な批判は良くないという意味です。少しでもポジティブでなければチームは上手くいきません。僕らは“ワールドカップでも上手くやれる”という思いで戦ってきました。選手たちが力をもらえるように助けてほしい、そのような思いで伝えました。決して(批判する)ファンを攻撃するために言ったわけではありません」と強調していた。

W杯優勝へ意欲「不可能なことはない」

イ・ガンインはこの日、代表経験の少ない選手が多く出場したなかで“グラウンド上のリーダー”の役割を果たした。「若い選手たちがベストなプレーをした。一生懸命やってくれたことに感謝している。経験豊富な先輩たちの一言一言が助けになった。これからも一つのチームとなり、良い結果、良いプレーをするチームになるよう努力したい」とし、「W杯は選手が一番良い状態で臨まなければならない。僕を含めて、誰1人としてW杯出場が確定しているわけではない。最善を尽くして準備したい」と付け加えた。

イ・ガンイン
(写真提供=OSEN)イ・ガンイン

21歳だった2022年カタール大会で初めてW杯の舞台を踏んだイ・ガンイン。当時は“未完の大器”に過ぎない存在だったが、来年の北中米大会では主力として活躍する可能性が高い。本人も「前回のW杯は最終予選でほとんどプレーできず、土壇場でチームに合流した。今回は多く参加できたし、選手たちやコーチ陣とコミュニケーションを取りながら、どうすればW杯で良い姿を見せられるか話し合ってきた。それが大きな助けになると思う」と期待を込める。

幼少期に「代表入り、UEFAチャンピオンズリーグ優勝、W杯優勝」という“3つの夢”を語ったイ・ガンインは、そのうち2つをすでに達成した。韓国代表には定着し、パリ・サンジェルマン所属で2024-2025シーズンのCL優勝を経験した。

イ・ガンインは「(2019年)U-20W杯に出場するとき、“必ず優勝したい”と言った。当時は仲間たちも含め、多くの人が難しいと思っていた(結果は準優勝)。また今回、PSGでも大きな大会(CL)を優勝して、多くのことを感じた。チームが一つの方向に向かって最善を尽くせば、不可能なことはない。最善を尽くせば、少しでも運が僕たちに向いてくれるかもしれない。小さい頃から夢見てきたことなので、諦めたくない」と、報道陣に笑顔を見せてミックスゾーンを後にした。

◇イ・ガンイン プロフィール

2001年2月19日生まれ。韓国・仁川広域市出身。身長174cm。大韓民国のサッカー選手で、サッカー大韓民国代表。幼少期に出演したKBSサッカーバラエティ番組『飛べ、シュットリ』で類まれなる才能を発揮し、“神童”として一躍注目を集めた。2011年にスペインに渡りバレンシア下部組織に入団し、2018年10月にトップチームで公式戦デビュー。2021年夏にフリーでマジョルカに加入、2023年夏にフランスのパリ・サンジェルマンに完全移籍。マジョルカ時代の同僚である日本代表MF久保建英(レアル・ソシエダ)とは同じ2001年生まれで、普段から仲が良いことで知られている。

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《スポーツソウル日本版》
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