パク・ソンフンによる“AV投稿”騒動、パク・ギュヨンの“ネタバレ投稿”疑惑について、『イカゲーム』のファン・ドンヒョク監督が言及した。
Netflixオリジナルシリーズ『イカゲーム』シーズン3の制作発表会が6月9日、ソウル・龍山(ヨンサン)区のソウルドラゴンシティで開催された。会場にはファン・ドンヒョク監督をはじめ、イ・ジョンジェ、イ・ビョンホン、イム・シワン、カン・ハヌル、ウィ・ハジュン、パク・ギュヨン、イ・ジヌク、パク・ソンフン、ヤン・ドングン、カン・エシム、チョ・ユリ、チェ・グクヒ、イ・ダウィ、ノ・ジェウォンら出演者が多数出席した。
2021年に配信が開始された本作。瞬く間に世界的ヒット作となったのだが、昨年末にシーズン2が公開された直後、小さくない騒動があった。

パク・ソンフンが自身のインスタグラムに、『イカゲーム』を題材にした日本のAV作品のパッケージ画像を投稿し、物議を醸した。所属事務所は「DM(ダイレクトメッセージ)でスタッフに送るつもりが、誤って投稿してしまった」と釈明していた。
また、パク・ギュヨンも個人のインスタグラムに撮影中と思われる写真を投稿し、ネタバレ疑惑が浮上。そこには、シーズン2のラストで死亡したと思われたキャラクターが写っていた。
キャストに代わって謝罪
これらの件についてファン・ドンヒョク監督は、「驚いた。なぜそんなことをしたのかと聞いたりもしたが、人間は誰でもミスをするもの。ミスしたからといって、ずっと責め続けることはできない。ミスはミス、許しは許し。過ぎたことは過ぎたこと。水に流して前に進むべきだと思う。一種のハプニングとして受け止めている」とコメントした。

また、監督はキャストに代わって謝罪の言葉も述べている。「ネタバレでがっかりしたり、不快に思った方がいらっしゃるなら、ほんの些細なミスとして受け取っていただければ幸いだ。皆さんの楽しみが損なわれないほど、ほかにも十分に面白い要素が詰まっている。実際にご覧いただければ、“あれは大したネタバレじゃなかった”と感じてもらえるはずです」と語った。
さらに、「法的に制裁を加えるような話ではないと思う。本人たちは自分のミスで十分に苦しんだはず。きっと“もう二度と繰り返さない”と自ら深く反省しているだろう」と、俳優たちに寄り添う姿勢も見せた。
これまでネタバレ疑惑に対して沈黙を貫いていたパク・ギュヨンも、「ノウル(演パク・ギュヨン)とギョンソク(演イ・ジヌク)の物語を気にされている方も多いと思いますが、27日に配信されるエピソードでご確認いただけたらうれしいです」と初めて言及した。

最終章となる『イカゲーム』シーズン3は、再びゲームに参加し、最も親しい友人を失ったギフン(演イ・ジョンジェ)と、正体を隠したままゲームに潜入していたフロントマン(演イ・ビョンホン)、そして過酷なサバイバルを生き抜いた参加者たちの結末を描く。6月27日にNetflixで独占配信開始。