韓国で最もグラマラスな芸人と呼ばれるメン・スンジが、金銭を見返りとする交際の誘いを受けたことを明かしたなかで、芸能人に対する、いわゆる“パパ活”のような誘いが再び注目を集めている。
過去にも数多くのスターたちが似たような“提案”を受けた経験を告白し、この厳しい現実を伝えてきた。
メン・スンジは最近、自身のSNSに「変な人が多い。自重してください」とコメントし、あるネットユーザーから受け取ったメッセージを公開した。
メン・スンジが公開したメッセージには、「突然DMをお送りして申し訳ありません。私たちはVIP顧客と共に活動するエージェンシーで、高額のスポンサーを必要とする方にカスタマイズされたサービスを提供する専門エージェントです」と自己紹介する内容が記されていた。
さらに「最近、当社のVIP顧客があなたに関心を持ったためご連絡しました。簡単に申し上げますと、3日間のパートナーシップをお願いしたく、金額は4000万ウォン(約400万円)程度を想定しています」と続いていた。

メン・スンジはこのメッセージを送ったネットユーザーのSNSアカウントをそのまま公開し、不快感をあらわにした。
メン・スンジは2022年にも「デート1回に5億ウォン(約5000万円)」という“提案”を受けたことを明かしており、今回もまた似たような出来事が発生したことで、再び苦言を呈した。
不快感を示す女性芸能人たち
同様の被害は、女優チョン・セヒョンも経験している。
チョン・セヒョンは5月6日、「失礼だと思うならやめて。もう一度やったら通報する。人を何だと思ってるのか。バカにしているのか?」というコメントとともに、DM(ダイレクトメッセージ)を公開した。
公開された画像には、誰かから受け取ったDMの内容が掲載されていた。
そこには「有名人に対して失礼を承知で申し上げます。会っていただけるなら身分をすべて明かします。月に2回ほどお互いのプライバシーを尊重しながら会いたいです」と書かれており、続けて「その場合、経済的な支援をいたします。会えば先にお渡しします。最大5000万ウォン(約500万円)まで前払い可能です。ご関心があればDMください。ご迷惑でしたら申し訳ありません」という内容も添えられていた。

このようなDMを受け取ったチョン・セヒョンは、「人を何だと思ってるのか。バカにしているのか」と怒りを露わにした。
女優チャン・ミイネも2020年、かつて同じような“提案”を受けた経験を明かしている。
当時、彼女が公開したメッセージには、「こんにちは。私たちは資産家の方々とスポンサーをつなぐエージェントです。突然のメッセージで失礼しますが、当社の顧客があなたに関心を持っているとのことでご連絡いたしました。ご検討のうえ、お返事いただければ詳細条件をご説明いたします」と書かれていた。
チャン・ミイネはそれに対し、「失せろ、クソ野郎」という返信を送り、その対応が“スカッとする”と話題になった。

特にチャン・ミイネに対する“提案”は、これが初めてではなかったという点がさらにやるせなさを残す。彼女は2018年にも「長期的かつ高額なスポンサーをお探し、またはその意思があればご連絡ください」といったDMを公開し、「私の女優人生で、こんなふざけたメッセージをもらうなんて、しかも一度や二度じゃない。ぶん殴られたいのか」と怒りをぶちまけていた。
他にも、ガールズグループJEWELRY出身のチョ・ミナ、女優ク・ジソンなどが同様の“提案”を受けたことがある。彼女たちは「失せろ」「返信する理由もない」「もう一度こんなこと送ってきたら刑務所行きになると思え」と強い言葉で警告している。
金銭を対価に交際を求めるような行為が、芸能人に対して繰り返される現状は、早急に断ち切られるべきだ。
(記事提供=OSEN)
◇メン・スンジ プロフィール
1986年5月12日生まれ。本名はキム・イェスル。2013年のMBC第20期公開採用のコメディアンとしてデビューした。バラエティ番組『無限に挑戦』のとあるコーナーで、路上で表情ひとつ変えずに厚かましく質問するリポーターとして活躍して注目を集めた。『セクションTV芸能通信』『チンチャサナイ』などに出演。優れたビジュアルでも知られ、2022年にはデート1回で5億ウォン(約5000万円)を渡すという“パパ活”の提案を一蹴し、話題になったことも。
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