NHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』より、大田南畝(四方赤良)を演じる桐谷健太のオフィシャルコメントが到着した。

大田南畝(四方赤良)は幕臣にして、江戸随一の文化人、天明狂歌のスター。5月25日放送の第20回にて初登場を果たす。

桐谷は収録の雰囲気について、「南畝は、とっても明るい人なので、自分もすごく楽しくやってます。収録の日は、なぜかみんな拍手して終わったりして(笑)。そういうのも、うれしいですよね」とコメント。

また狂歌の独特なせりふ回しについて、「南畝は、すごく言葉遊びをしていた方なので、それに音を合わせて言ってみたり、自分なりにやっているんですけど、せりふの一つ一つが頭に残るというか、こびりつくというか。どういう詠み方を、歌い方をしていたか実際に分かる人はもういないので、感覚とその場の空気感で、自分なりの南畝としての詠み方をいい感じでやれていると思います」と語った。

さらに視聴者に向けたメッセージとして、「激動の時代に『めでたいめでたい』と言いながら、世の中を明るくしようとした南畝の生きざまを微笑ましく見ていただけたらうれしいです」と述べている。