松田聖子が松任谷由実と10年ぶりにタッグ! 「大きな宝物をいただいたような気持ち」 | RBB TODAY
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松田聖子が松任谷由実と10年ぶりにタッグ! 「大きな宝物をいただいたような気持ち」

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松田聖子の45周年記念楽曲第2弾となる「Stardust」
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 松田聖子の45周年記念楽曲第2弾となる「Stardust」が、5月14日に配信スタート。それに伴い、ミュージックビデオも公開された。

 松田は今年4月1日にデビュー45周年を迎え、45周年記念ベストアルバム「永遠のアイドル、永遠の青春、松田聖子。 ~45th Anniversary 究極オールタイムベスト~」を6月4日に発売する予定だ。

 それに先駆けて発売された「Stardust」は、ジャズのスタンダード楽曲「Stardust」を日本語訳詞したカバー楽曲。松田と松任谷由実が10年ぶりにタッグを組んでいる。またミュージックビデオは映像世界を再現する形で、全て松田本人のプロデュースによって制作されている。

松田聖子
松任谷由実

 松田は松任谷に向けて、「このデビュー45周年という特別な年に、尊敬する松任谷由実さんから、また、大きな宝物をいただいたような気持ちです。デビューから、ずっと素晴らしい曲を作っていただき、育てていただき、感謝の気持ちしかありません。今まで、歌ってきて本当に良かった。今回ご一緒できたことは、そんな気持ちになれた出来事でした。松任谷由実さん、本当にありがとうございます」と感謝の気持ちをコメントしている。

45周年記念第2弾楽曲「Stardust」ミュージックビデオはこちら

 また、松任谷からの松田へのコメントも届いている。

■松任谷由実コメント全文
私は聖子さんを喜ばせたかった。勝手な想像だとしても、今の彼女の心情を自然に重ねられるような、この先ずっと愛し、傍らに置けるようなナンバーを提供できたらうれしいと思った。

80年代初頭、初めて松本隆さんから曲のオファーがあった時、あの頃私は"アイドル"というものが大嫌いで、仮想敵国のように思っていた、にもかかわらず、スーパーアイドル松田聖子への興味が勝って引き受けることにした。そして気づけば、作曲家=呉田軽穂としてずいぶん多くの楽曲に携わることになった。彼女はどんなグルーヴも世界観もすぐに自分のものにしてしまうので、私はいつもスタジオで、複雑な小癪な気持ちにさせられた(それが松本さんのねらいでもあったのだろう)。でも「SWEET MEMORIES」を聴いたときには、あまりにも好くて、自分が関わっていない事をとても残念に思ったのを覚えている。当時は相当攻めたつもりの曲でも、松田聖子の表現力と人気は必ずナンバー1 ヒットにさせ、それらは日本人の耳を裾野から耕して行った。まもなく登場して来るシティーポップ群に直接的な影響を及ぼしたのは確かである。カルチャーとしての影響力も絶大だった。ヘアスタイル、発言、恋愛、。それだけに松田聖子が受けた世間からの風圧は凄まじいものだった。(後に私も体験することになる風圧、でも彼女が受けたそれには遠く及ばない)。彼女が打たれ、立ち上がろうとする姿は、理不尽な思いをしたことのある人たちにとって、どれほど大きな力になっただろう。今なお強い支持を集める理由のひとつ。そして、このSNSの時代には決して現れ得ない存在だと思う。"アイドル"を真に貫いてステージに立ち続けて来たのは、松田聖子の他にはいない。"アーティスト"を自称して時々出てくる方がずっと楽なのだ。私は、同じショウビズに身をおくものとして、あるときから彼女に深いシンパシーを抱くようになった。誤解があっても、ブランクがあっても、激烈なシーンを共に戦った戦友。痛みも喜びも、数々のスタンダードナンバーとなって、今日も日本のどこかで聞かれ、歌われている。

Stardustは、遠く離れた愛する誰かを想う歌。きっと聖子さんに合うと思って、少し前から日本語に訳してみた。歌手の運命は100%、その声質で決まる。素晴らしくメルティーで爽やかな歌声の持ち主。聖子さんは、聖子さんの運命を生きるしかない。私の音楽人生は、松田聖子に出会えて本当に良かった。

デビュー45周年、心からおめでとうございます!

《ハララ書房》
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