歌手のハン・ヘジンが、まだ無名だった頃のセクハラ被害について打ち明けた。
5月12日に放送された韓国チャンネルAのバラエティ番組『親友ドキュメンタリー 4人用テーブル』(原題)では、ハン・ヘジンが同じくミュージシャンのチン・ソン、ホンジャ、オ・ユジンをゲストに迎え、さまざまなエピソードを披露した。
ハン・ヘジンはデビュー初期を振り返り、「駆け出しの頃、スタンディングバーに行ったことがあるんです。お客さんの一人が酔っていたのか、私が綺麗に見えたんでしょうね。歌っていると、その男性が近づいてきて、胸元にお金をスッと差し込んできたんです。あのとき、本当に心が折れました」と告白した。

続けて「今の年齢だったなら、“なにをするんですか”とキッパリ言えたと思います。でも当時は恥ずかしくて…みんなの前で胸元にお金を入れられて、ものすごくプライドが傷ついたんです。涙をこらえながら歌いました。あまりに泣いていたからか、周りの人たちは拍手してくれました」と語った。
ハン・ヘジンは1985年、KBSの第11期公開採用タレントとしてデビュー。その後、1987年に歌手へと転向した。