「2027年大河ドラマの制作・主演発表会見」が3日、東京・渋谷のNHKにて開催され、俳優の松坂桃李が2027年大河ドラマ「逆賊の幕臣」にて主人公・小栗忠順を演じることが発表された。
小栗忠順は“勝海舟のライバル”と言われ日本初の遣米使節となり近代化に貢献するも明治新政府に「逆賊」とされ歴史の闇に葬られた。


会見に出席した松坂は「たいへん緊張しております。自分がまさか大河ドラマの主演をやらせていただく日が来るなんてみじんも思っておりませんで、この話をいただいたときに本当にびっくりしました」と述懐。


「はたして本当に自分にできるのかというふうにすごく不安だったのですが」と明かすも「毎週日曜日に放送された後、憂鬱な月曜日の当校や出勤で少しでも重い体を軽くしてもらえるようなそんなエンターテイメントな作品になるのではなかろうかと確信しております。僕はまだこの仕事を始めて16年くらいでまだまだ短いのですが、後輩・同期からもらった刺激、そして先輩からもらった教えや学びや言葉、色んな作品に携わらせてもらった経験や知識などすべての引き出しを開けて、この作品に注ぎ込んで、30代最後の作品にしようと思っております」と意気込みを続けた。



「新たな切り口で幕末をみなさんに提供することができるのではないかなと思っています」と告げ「当時何があったのかということをみなさんに日曜の8時にお届けすることで、新たな幕末という時代の魅力を伝えることができるのではないかなと思っています。そういった意味ですごく楽しみにしています」と目を輝かせた。