太田光、坂本龍一さんとの共演回顧「ニューヨークから音楽が消えた瞬間」を語っていた | RBB TODAY
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太田光、坂本龍一さんとの共演回顧「ニューヨークから音楽が消えた瞬間」を語っていた

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太田光【撮影:こじへい】
  • 太田光【撮影:こじへい】

 太田光が、9日放送の『サンデー・ジャポン』(TBS系)に出演。坂本龍一さんとの共演を回顧する一幕があった。

 この日、番組では先月28日に死去した坂本さんについて特集。VTRでは、坂本さんが生前、ウクライナの地下シェルターで音楽を奏でるバイオリニストに心を打たれ、チャリティアルバムでコラボを実現させた件について紹介した。

 ウクライナのバイオリニスト、イリア・ボンダレンコさんは「僕たちの国では今戦争が起きているが、それが作曲を止める理由になってはいけない。音楽家なら、演奏や作曲活動を止めてはいけない」といい、「坂本さんは、その素晴らしいお手本だと思います」と語っていた。

 太田は以前、坂本さんと番組で共演した際に、目の前で「戦場のメリークリスマス」を弾いてもらったといい、「しびれましたよね」と回顧。さらに、イリアさんのコメントを受けて、「(共演時)坂本さんと何を話したか思い出したんだけど、『9.11の時にニューヨークから音楽が消えた』って坂本さんが言っていて」と坂本さんの言葉を明かした。

 音楽がニューヨークから消えてしばらく経ったのち、誰かがビートルズの「レット・イット・ビー」をギターで弾き語りしたところ、誰ともなく人々が歌い、また音楽が戻ったという。太田は「その一瞬、(音楽が)消えた瞬間があったんだっていうのを、坂本さんが話してた」とふり返り、「だから、音楽を止めちゃいけないっていう彼の思いは、まさに坂本さんがずっと言ってたことなのかなと思いましたけどね」と真剣な表情で語っていた。
《山田あさ》
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