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森絵都の名作小説『カラフル』を実写映像化したAmazon Original映画『HOMESTAY』が、2022年2月11日よりPrime Videoにて配信される。
同作は、Amazonが製作する初めての日本映画。主演を務めるのは長尾謙杜（なにわ男子）。共演には山田杏奈と八木莉可子が登場するほか、瀬田なつきが監督を務める。このほど、3人の初々しい制服姿の特別ビジュアルが解禁されている。
なお、同作は高校生の身体に乗り移った魂が、家族との葛藤や淡い恋を通し、人との絆や生きる意義を見出す青春映画。主人公・シロ（長尾）は、「管理人」を自称する謎の人物に、突然、死んだ魂として同じく死んでしまった高校生・小林真の体を借りてホームステイ生活を送ることを告げられる。同時に、管理人から小林真が死んだ原因を100日以内に見つけられなければ、または、真の家族や友人に中身がシロだとバレてしまったら、本当の死が訪れると宣告されてしまう。
シロは状況が分からずに混乱しながらも、周囲の人たちに正体がバレないように小林真としての日常生活を送ることに。真の家族はもとより、やさしい幼馴染の晶（山田）や、真が密かに憧れていた先輩・美月（八木）などと関わる中で、シロは徐々に真の死の真相に近づいていく。
長尾は同作について「初の主演作品ということで、不安や緊張と楽しみが混ざっています。世界配信というのは、実感が湧いていないですが、世界の皆さんに知ってもらえるチャンスですし、『HOMESTAY』が良い作品だなと世界の方に感じていただけるように頑張っていきたいと思います」と意気込み。山田は「私が中学生の時、原作を国語の先生に薦められました。生きる上で大事にしたいなと思うことに気づかせてくれる作品だと思います。普遍的なテーマを描いたこの作品が多くの人に届くのは素晴らしいことだと思います。同時に、いろんな人の目にとまると思うと緊張しますが、ワクワクもしています」とコメントした。
また、八木は同作の見どころについて「共感性の高さにあると思います。いわゆるハッピーエンドのお話ではなくて、社会の矛盾や色んな人の想いが交差する世の中を嘘なく描いている作品なので、すごく共感する部分が多いと思います。ファンタジー要素やミステリー要素をポップに描いているので、楽しんでいただきたいです。」と語った。
《KT》
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