Sexy Zoneの中島健人と松本穂香が共演するNetflix映画『桜のような僕の恋人』の制作が発表された。
原作は、宇山佳佑作の同名恋愛小説。2017年に発売され、泣ける恋愛小説として瞬く間にベストセラーに。昨年、TikTokで人気に火が着き、発行部数50万部を突破した。
そんな人気原作の主演に挑むのは、中島健人。かねてより原作ファンを公言していた中島が主人公、朝倉晴人役を演じる。また有明美咲役を松本穂香が務める。 美容師の美咲（松本）に恋をした晴人（中島）は、勇気を出して彼女をデートに誘う。目標に向かって頑張る美咲にふさわしい人間になるべく、諦めかけていたカメラマンへの夢を叶えるため再びカメラと向き合うことを決意。しかし、美咲は「人の何十倍も早く老いていく」という難病を発症。好きな人と同じ速度で歳月を重ねることができない、という現実を前に晴人と美咲が出した“二人の歩み方”とは......？！
「小説の中で大恋愛がしたい」と巡った書店で同作と偶然出会い、大号泣したという中島。兼ねてから映像化を熱望していたということで、主演のオファーに「震えるような感動と同時にずっしりと重い責任を感じました」と喜び。また、脚本については「僕の役者人生の中でもっとも泣いた宝物のような脚本です。一文字一文字が桜の花びらのように、とても綺麗で…。僕の26年の人生の最高傑作にしたいと強く思っています」と意気込んだ。
一方の松本は、「読む度に、脚本全体に溢れている温かさを感じ、胸がいっぱいになりました。この物語は他人事ではなく、生きている私たちひとりひとりの物語だと感じています」とコメント。さらに、同作でメガホンをとる深川栄洋監督は、2011年に公開された作品と同じプロデューサーとのタッグということで「映画やドラマは直接、人の命を助けることはできません。しかし、傷ついた人々や疲れた心を癒すことが出来るのではないか？と、あの年（2011年）に学びました。この物語は、多くの人々の心に伝播する力を持っています。ただの純愛作品ではない、運命に立ち向かうスピリットを持った映画にしたいと思います」と実写化に意欲を見せた。
Netflix映画『桜のような僕の恋人』は、2022年配信予定。
