こだわりが客を呼ぶ、だしまき玉子専門店「卵道」!3種の卵使い分けテイクアウトも | RBB TODAY
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こだわりが客を呼ぶ、だしまき玉子専門店「卵道」!3種の卵使い分けテイクアウトも

ライフ グルメ
こだわりが客を呼ぶ、だしまき玉子専門店「卵道」!3種の卵使い分けテイクアウトも
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 東京から電車で約2時間。奥多摩の古里駅にあるだしまき玉子専門店「卵道」(ランウェイ)を訪れる客が絶えない。そんなに大きくもない小奇麗な外観、和食店風の暖簾をくぐるとテーブル席とカウンター席が21席。カウンターに座る客の中には、厨房で料理する様子を撮影する人の姿もいる。





 メニューは「だしまき定食」1100円、「白だしまき定食」1300円、「烏骨鶏だしまき定食」1700円、「本日のプリン」330円で、テイクアウトも用意されている。

スタンダードな「だしまき定食」1100円


出汁の味わいも魅力


 卵はすべて「深美卵」というブランドを青梅のかわなべ鶏卵農場から仕入れている。出汁には山梨県小菅村の水を使用。毎日、店長の河村周平さん自ら取りに行き、その日の夕方から昆布と煮干し、椎茸を入れて冷蔵庫へ。1日置いた後、カツオ節を加えて仕上げていく。

卵は青梅の「深美卵」。出汁との相性やテイクアウトを考慮して選択した


 だしまき玉子は、シンプルな商品であるがゆえに、素材に左右される。出汁は前述のように水にもこだわりつつ、卵の選択にもこだわった。河村さんには、出店当初から、だしまき玉子を定食で出したいという思いがあったが、必ずテイクアウトも多くなると予想していた。そのため、冷めても味が長続きすることが重要だった。そもそも、だしまき玉子は冷めると味が引き締まる感じがするが、同店で使っている「深美卵」は特にその傾向が強かったという。「持ち帰りでも美味しいとわかる卵だった」と河村さんは振り返る。









 作り方も他の店とは違う。同店のだしまき玉子は、どちらかというとふっくら感が強く、出汁で食べる味わいがある。通常のだしまき玉子は何回も巻き、きっちりとかためるケースが多い。同店では強火でさっと短時間で焼き、巻き終えるのが特徴。そのため玉子に箸を入れた時に、出汁がじわ~っとでてくるのも魅力となっている。

 「白だしまき定食」に使われている玉子はホワイト卵。通常の黄身の部分が白く、さっぱりとした味わいだ。そのため、この卵でつくったものは出汁が強く感じる。烏骨鶏はそのまま高級卵の烏骨鶏を使ったもので、この定食には生卵がつくため、たまごかけごはんでも食べることができるようになっている。

ホワイト卵を使った「白だしまき定食」1300円


黄身の部分が白い卵で、さっぱりとしているため出汁の味わいが濃くなる


 オープンしたのは昨年の4月で、約1年ちょっとしか経っていない。最初は地元の人たちの利用が多かったが、今ではわざわざ都内からやってくる人が8割だ。



 東京都下といっても、自然が残る奥地である。この地に開店する不安はなかったのかを聞いてみると、それほど不安はなかったという意外な答えが。「立川とか、府中とかに出しても、どっかのチェーン店ではないかと思われ、お客さんがしっくりこなかったのではないでしょうか?地産地消でもなく、こだわりも感じられないです」「(逆に)奥多摩の魅力を利用できると思いました」。プラスでしかないという返事がかえってきた。営業時間は15時まで。取材中も頻繁に客が来店していた。
《RBB TODAY》
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