表も裏も側面もディスプレイなシャオミ「Mi MIX Alpha」を見てきた | RBB TODAY

表も裏も側面もディスプレイなシャオミ「Mi MIX Alpha」を見てきた

中国のシャオミが9月に発表した「Mi MIX Alpha」は、表側のディスプレイが側面から裏面までをカバーしている「画面占有率180%」を売りにした端末だ。カメラも世界初の1億画素を搭載。中国・深センのシャオミの旗艦店に展示されている実機を見てきた。

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 中国のシャオミが9月に発表した「Mi MIX Alpha」は、表側のディスプレイが側面から裏面までをカバーしている「画面占有率180%」を売りにした端末だ。カメラも世界初の1億画素を搭載。中国・深センのシャオミの旗艦店に展示されている実機を見てきた。

ディスプレイが側面から裏にも回り込んでいるMi MIX Alpha


 Mi MIX Alphaはシャオミが現時点で最高のスペックを詰め込んだ高性能なスマートフォンだ。CPUはSnapdragon 855+、メモリ12GB、ストレージ512GBで、ディスプレイは7.92インチ2250x2088ピクセルの特大サイズを採用している。ただしこのディスプレイサイズは裏面も含めた大きさであり、正面部分のサイズは6.7インチ弱と見られる。フロントカメラは存在せず完全な全画面表示が可能だ。

正面から見たところは普通のスマートフォンに見える


 背面はカメラが縦に並んだ独特のスタイル。このカメラ部分で表から回り込んだディスプレイが左右に分割されている。カメラは世界初の1億画素を超えた1億800万画素F1.7(ワイド)、2000万画素F2.2(ウルトラワイド)、1200万画素F2.0(望遠)のトリプル仕上げ。いったいどんな写真が撮れるのか想像もつかない。なおセルフィーを撮るときは本体を裏返せばいいため、フロント面にはカメラが無いのだ。

1億画素カメラを含む3つのカメラがディスプレイを左右に分ける


 Mi MIX Alphaの実機はショーケースの中に入っており実際に触ることはできなかった。左右の側面も完全なディスプレイになっているため誤操作が心配だが、最近では正面から側面側にもディスプレイをつなげている「ウォーターフォールディスプレイ」を採用したファーウェイ「Mate 30 Pro」などが販売されており、側面のタッチ感度を調整し誤タッチが起きないようにしている。

側面もディスプレイ面になっているのがわかる


 この側面部分は日付や時間表示を行うことも可能なので、フロント面一杯にブラウザやアプリを開いていても、通知を呼び出すことなく各種情報を確認することができる。また電源ボタンも側面にソフトキーで配置されており、電源操作も側面のタッチで可能なようだ。

側面は電源ボタンや日付表示などが可能


 バッテリー残量やアンテナ感度、ワイヤレス機能状態やタイマーなど普通のスマートフォンであれば画面上部のステータスバーに表示されている情報も常時左側面に表示できる。つまりMi MIX Alphaはステータスバーそのものを使う必要が無いのである。

左側面にはアンテナ感度などを表示


 ディスプレイが裏面から表面までぐるっと包むように表示されたことで、どのような使い方ができるだろうか?たとえば充電中に画面をスリープ状態にして、バッテリー残量を画面状にグラフのように表示する際、側面にも回して表示することで見た目の美しさと側面だけを見ても状態がわかるようになる。また左右にスワイプして画像やアルバムを選択するとき、裏側から巻物のように表示が出てくる様は、ディスプレイが永遠につながった1枚の長い板のようにも感じられるだろう。

バッテリー充電中の様子。側面からも表示がわかる


 また裏面はよく使うアプリや地図情報、活動量などを常に表示しておくこともできる。今のスマートフォンであればウィジェットや通知エリアに表示しているものを、裏側に常に出しておくことができるわけだ。よく使うアプリ、たとえばボイスレコーダーを配置しておくなどアプリへのクイックアクセスも可能になる。

裏側にはウィジェットのようにアプリなどを表示しておくことも可能だ


 この画期的なディスプレイをどう使うか、ユーザーのみならずアプリの開発者も一緒になって考える必要があるだろう。とはいえスマートフォンでこれまで使うことのなかった側面や裏面にも情報を表示できるようになることで、何かしら新しい用途展開が図れる可能性も秘めている。価格は1万9999元(約30万6000円)と破格だが、未来のスマートフォンを感じたい人ならぜひ使ってみたいものだ。

<TEXT:山根康宏>
《RBB TODAY》

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