NYで評価されたくっきー、アーティスト活動に意欲!?「リアルに金になる」 | RBB TODAY
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NYで評価されたくっきー、アーティスト活動に意欲!?「リアルに金になる」

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くっきー【写真:竹内みちまろ】
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 お笑いコンビ・野生爆弾のくっきーが27日、都内にて、自身初のアートブック「くっきずむ」(美術出版社)の発売記念イベントを開催し、囲み取材を行った。

 同作品集では、絵画や映像、パフォーマンスなどの作品のほか、日本をはじめアジアで開催された展覧会など、「表現者」として独自の世界観を構築するくっきーのアート活動が網羅的に紹介されている。

 くっきーは、4月上旬に開催された世界中のアーティストたちが作品を展示する世界最大規模の美術市場「アートエキスポニューヨーク」で「今年最も注目する5人」のうちの1人に選ばれ、出展した21点の作品の中から6点が1000万円以上で売れるなど、アーティストとしても注目を集めている。

 「すっかりアーティストですね」と声を掛けられると、「アーティストではないですけど、そういう一面もあるかっこいいやつ」とニヤリ。「“アーティスト”と呼ばれるのと、“お笑い芸人”と呼ばれるのはどちらが嬉しい?」との質問には、「どっちも嬉しいです」としつつ、「リアルに金になるのはこっち(=アート)のほう」と満面の笑みを浮かべた。

 「アートエキスポニューヨーク」については「“5人”に選ばれたのが、えげつなかったのですよ、たぶん。それで勝手に僕の値打ちがバーンって上がっちゃったのですよ。『(選ばれた人を)観に行こう、観に行こう』となりますやん。人がいっぱいでしたもん。ほか、スッカラカンのところ、いっぱいありましたもん」と、注目のアーティストにピックアップされたことが大きかったと回顧。「お金じゃないんで。ニューヨークで絵を飾らせて頂いたことで十分です」としつつも、「あとは、それ相応の金額を頂けたら(笑)」と付け足した。

 くっきーは、自身の中では“アート”は“お笑い”の中のひとつのカテゴリーであることを強調し、「今後はお笑い芸人? アーティスト?」と声をかけられると、「それはお笑いですよ。基本はお笑いですから。お笑いがありつつのこれ(アート)です」と力説。

 さらに、お笑いとアートのどちらが大変かについて、くっきーは「お笑い」と回答。「絵で評価してもらってお金に替わったわけじゃないですか。“1枚なんぼ”とか。そう思ったら、お笑いはいかにお金にならない仕事かと思いました。脳みそをフル稼働して働いて、いざ(テレビ)番組に出ても、チャリン、チャリン(=数えるほど)だし。わりに合わない仕事をしているなと思いました。世のお笑い芸人みんなに言いたいです。『ただちに止めろ』って(笑) 『こんなに金にならないで大変な仕事はないねん』と思います」と胸の内を明かした。

 くっきーは、「こんなチャンスはないでしょ。ミューヨークでちょっと評価されちゃうなんて。描きちぎるしかないでしょう。『もう、いらんわ!』、『お前、多すぎるわ!』と言われるまで描きちぎりますわ」とアーティスト活動に意欲を燃やしていた。
《竹内みちまろ》
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