速さと美しさに磨き......iPhone XSとiPhone XS Max使用レポート | RBB TODAY

速さと美しさに磨き......iPhone XSとiPhone XS Max使用レポート

iPhone XSとiPhone XS Maxが21日に発売された。ここでは実際の端末をお借りすることができたので、筆者が約1週間使ってみた感想を紹介する。

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 iPhone XSとiPhone XS Maxが21日に発売された。ここでは実際の端末をお借りすることができたので、筆者が約1週間使ってみた感想を紹介する。

◆高級感のある新色「ゴールド」



 まずは外観から。ここは、iPhone Xからあまり大きな変化がない。強いて言えば、大画面版のiPhone XS Maxが登場したことと、いずれのモデルにも新たに「ゴールド」カラーが加わったことくらいだ。



 iPhone X、iPhone XS Maxのカラーラインナップは、シルバー、スペースグレー、ゴールドの3種類。好みの分かれる部分だが、個人的に今回のゴールドはかなり美しいと思う。Appleはこれまで、iPhoneやiPad、MacBookでもゴールドモデルを展開してきた。多くは、仕上げの表現も相まって、どちらかといえばマットなカラーリングだったが、今回のゴールドは少し異なる。側面がステンレスで、高級感を演出するためか、ややピンクがかったゴールドに思える。

 背面はホワイトがかったゴールド。シンプルなiPhoneと外観とよく合っている。ちなみに、もう1つお借りしたのは「スペースグレー」モデル。こちらはiPhone Xの頃と変わりがないが、相変わらずクールな印象で所有欲をくすぐる。

◆意外とイケる?iPhone XS Maxが良さげ

 さて、多くの方が気になるであろう、サイズ感についてもチェックしていこう。



 まず、iPhone XSはiPhone Xと変わっていない。実際に持ってみると、計算された持ちやすさだ。男性であれば、片手で十分にグリップでき、安定感のある操作ができるだろう。フリック入力も、落下の心配なくできると思う。女性には少し大きいかもしれないが、バンカーリングをつけたり、ケースの素材を工夫したりすれば、問題なく片手操作が可能になるだろう。



 さて、問題はiPhone XS Maxだ。同社史上初の「Max」の文字が冠されたiPhoneだが、サイズはこれまでの「Plus」モデルとほぼ同様。異なるのは、ディスプレイサイズ。iPhone 8 PlusやiPhone 7 Plusは5.5インチディスプレイが搭載されていたが、iPhone XS Maxはそれよりさらに1インチも大きい、6.5インチものディスプレイが搭載されている。



 第一印象はディスプレイが迫ってくる印象が強い。ホーム画面は同端末に最適化されているので、画面いっぱいに広がるアイコン。しかし、持ってみるとどうだろう。意外とこれが、イケるのだ......!


2機種を上下に並べてみた。こう見ると、結構違う。

 筆者はこれまでも「Plus」モデルを使い続けてきたことから何となく想像はできていたが、男性であればギリギリ片手で持つことが可能。流石に片手フリックはデフォルト設定のままでは難しいかもしれないが、左右どちらかにキーボードを寄せれば、これも問題なく可能となる。ただし、やや重いので、長文を打つ際は両手。片手でiPhoneをしっかりと持ち、片手で入力する、これがiPhone XS Maxを地面に落とさないための最善の方法だろう。

 実は、この迫力の大画面、iPhone XSともども、まだ最大限活かせているとは言えない。大画面は、写真や動画でこそ、その真価が発揮できるわけだが、世の中の動画はアスペクト比が16:9、写真は4:3。iPhone XSおよびiPhone XS Maxで表示をすると、上下または左右に少しディスプレイが余ってしまう格好だ。

 ゲームアプリをはじめ、サードパーティアプリの最適化対応は素晴らしく早かったが、今後こうした世間の常識を変えていくだけのパワーが両端末にあるのか、もしくは旧来のアスペクト比をうまく見せる方法を考えてくるのかは見ものである。

◆速く、正確になった「Face ID」

 昨年発売されたiPhone X。筆者も、発売から1ヶ月ほど使用したが、最終的にはiPhone 8 Plusに落ち着いた。理由は、顔認証システム「Face ID」だ。筆者は生活のほぼすべてを電子決済に頼っている。Apple Payのヘビーユーザーと言えるだろう。

 ただ、iPhone XではApple Payをコンビニなどで利用する際、認証に若干のタイムラグがあったり、読み取り不具合があったり、角度的に読み取りにくいシーンがあった。特に、読み取りのタイムラグは、個人的に大きなストレスだった。

 しかし、iPhone XSとiPhone XS Maxはそのような問題が完全に解消されている印象を受けた。ディスプレイ方向に顔が向いた瞬間、ロックが解除されるほどのスピード感......わずか一世代で「Touch ID」と張り合えるレベルにまで達したというのが正直な感想だ。これが、両端末に新たに搭載されたチップセット「A12」の日常生活における最大の恩恵か。

◆カメラ性能もバッチリ進化!夜景が綺麗だ

 近年、SNSの隆盛もあり、美しい写真を取りたいというニーズは高まっている。新しいiPhoneで何が楽しみかと問われて、カメラの進化と答えるユーザーは結構多いのではないだろうか。

 今回、筆者も大阪で風景や草木、夜景などを撮影してきたが、その美しさは個人的にかなり優秀だと思えた。以下の写真は、いずれも特にアクセサリなどを使用せず、何の気なしに撮影したものばかりで、もちろん加工はなしだ。

 いずれの写真も、上からiPhone 8 Plus 、iPhone XS、iPhone XS Maxによるもの。一部、完全には一致していない描写もあるが、大目に見てほしい。

◆風景1(昼間)







◆風景2(夕焼け)







◆風景3(夜間)







◆草木1(ポートレードモード使用)







◆草木2(ポートレードモード使用)







◆夜景1







◆夜景2







◆夜景3







◆夜景4







◆夜景5







 さて、様々なシーンを並べてみたが、いかがだろうか?ザッと見ても分かる通り、iPhone 8 Plusでは微妙な色彩表現ができなかった部分を、iPhone XSとiPhone XS Maxの2機種は見事に再現してみせた。日中の風景撮影ではそこまで差が出なかったが、たとえば草木を撮影した2枚の写真を比較すると、明らかにiPhone XSとiPhone XS Maxのほうが、この被写体のグリーンやオレンジ、イエローをグッと捉えており、実際のカラーに近い色合いを再現している。

 また、夕焼けの写真も分かりやすい。iPhone XSとiPhone XS Maxで撮影した写真の方が、ほぼ同時に撮影したとは思えないほどに引き締まって見える。実際の夕焼けの色合いもこちらの方が近くて驚いた。さらに、すべての夜景写真に言えることだが、iPhone XSとiPhone XS Maxの写真は必要な光を入れつつも、余計な光を寄せ付けておらず、写真そのものが引き締まって見える。筆者の腕もそれほどなので、やや光が飛んでいる箇所もあるが、何の気なしに撮った写真にしては個人的にもかなり気に入ったものばかりだ。

 こうした進化を支えるのがイメージセンサーの進化。iPhone XS、iPhone XS Maxにはこれまでより大型化、高性能化したイメージセンサーが搭載。これによって、より深く、より大きなピクセル数を持つ写真の撮影が可能となる。また、多くの光をすばやく取り込むことができるので、十分な明るさがない場所でもさらに美しい写真が撮れるようになった。これは筆者も撮影時に実感。被写体を捉えるスピードも高速化しており、大事なシーンを瞬時に美しく撮影できるようになった。両機種から、搭載されたスマートHDR機能も素晴らしい。暗部の処理が、以前より格段に滑らかに感じる。このほか、なにか写真にエフェクトを加えたいと思ったときは、iOS12の新機能として「For You」が搭載されたので、提案された通りに進めれば大体うまくいく。同機能は、すでに撮影済みの写真に対しても適用できる。

 iPhone XSとiPhone XS Maxは、その価格の高額さが取り沙汰されているが、個人的にはこれだけ美しい写真が簡単に撮影できる、手軽なカメラも兼ねると考えれば、(その他、iPhone Xにはみられた弱点が見当たらないという点でも)かなりアリなのではないかと感じた。以上がiPhone XSとiPhone XS Maxを1週間にわたって使用してみた感想である。
 
《KT》

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