トレンドマイクロは家庭内の複数のスマート家電をまとめて守る「ウイルスバスター for Home Network」を同社のweb直販サイトで7日に発売開始する。 同社の調査によれば、IoTの代表例として注目されるスマート家電は、Linux、Androidなどが多用されていることもあり、既知の脆弱性を突いた攻撃が増加しているという。すでにスマートテレビなどに感染するランサムウェアも多々発見されており、パソコンと同様なセキュリティ対策が必要となっている。 同製品はルーターに有線接続するタイプのセキュリティ製品で、ホームネットワーク上の複数のスマート家電への攻撃をブロックして遠隔操作を防止し、スマート家電側からの不正サイトへのアクセスなども防ぐものとなっている。 設定はスマートフォンアプリから行い、外出時でも攻撃の有無を確認可能となっている。 直販価格は19,224円で、一年間の利用ライセンス料が含まれている。翌年以降の使用には別途ライセンス料として一年あたり6,480円が必要となる。 同社直販サイトでの販売が先行するが、他のオンラインショップでも9日から販売が行われる。今後は通信事業者や量販店などでの販売も予定されている。