まず5分間の動画を撮影してLINEで送信。このほか、スタンプを5MBほどダウンロードした。P9 liteの設定から「通信量ランキング」を確認すると、通信量に換算して56MBを消費したようだ。そして翌日の昼頃、マイページで「利用データ量」を確認。すると、LINE以外のアプリで消費した合計2MBのパケットしか計上されていなかった。LTEの高速通信でLINEが使い放題、というのは満足度が高い。これまで以上にLINEを使い倒したい、という気持ちが芽生えた。 ちなみにデータ容量を使いきってもLINEは高速で通信し続けられるという。普段からLINEに多くのパケットを費やしている、という人にはメリットが大きいサービスだ。■通信品質について 通信品質については、どうだろうか。MVNEとして、LINEモバイルにネットワーク回線を降ろしているのは「OCNモバイルONE」を展開するNTTコミュニケーションズだ。したがって、通信品質については一定の安心感がある。 生活エリアでどのくらいの速度が出るのか、気になった。そこで、普段からよく行く喫茶店内でP9 liteを使って通信速度を調べた。雑居ビルの奥深い席で、通信の混雑する13時過ぎに測定した。利用したアプリはRBB TODAYのSPEED TEST。3回計測した結果、その平均値は下りが15.12Mbps、上りが0.41Mbpsという結果だった。下りに関しては問題ない値。上りが遅いため、SNSに投稿する際などは多少の我慢が必要かも知れない。もっとも、“通信はナマモノ”と言われるくらい、日々刻々と状況が変わる。LINEモバイルのチューニングに今後も期待したい。 ちなみにこの喫茶店、実は「スマホの電波が入らない」と、かねてから仲間内でも評判が悪い。P9 liteは2016年6月に発売された端末だが、その1年前、2015年6月に発売されたHUAWEI honor6 Plusを使うと、この席ではLTE通信ができない。何故こうしたことが起こるのだろうか。それはスマホの対応バンドと深い関係がある。 ポイントとなるのは、通信事業者が展開するネットワークのバンド(周波数帯)と、利用しているスマホの対応バンドが合致しているか否か。詳細は掲載の表を確認いただくとして、ここで筆者が言いたいのは、P9 liteがNTTドコモのバンドの多くに対応しているということだ。特に地下やビルの奥など、電波の届きにくい場所にも届くプラチナバンド800MHzのBand 19に対応していることが大きい。したがってLINEモバイル×P9 liteの組み合わせなら、場所を選ばず、それなりに満足のいくモバイル通信が利用できるのではないだろうか。
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