スマホで利用できる新しい電子決済システム「Origami Pay」が正式スタート | RBB TODAY

スマホで利用できる新しい電子決済システム「Origami Pay」が正式スタート

IT・デジタル その他

iPhoneやAndoridスマホ向け電子決済サービス「Origami Pay」が正式にスタートした
  • iPhoneやAndoridスマホ向け電子決済サービス「Origami Pay」が正式にスタートした
  • Origamiのロゴ
  • 対応する店舗が拡大中
  • Origamiの康井氏
  • 都内でサービスに関する記者説明会が実施された
 iPhoneやAndroidスマホに専用アプリ「Origami」をインストールして利用できる新しい電子決済サービス「Origami Pay」のサービスが19日から正式にスタートした。都内では記者説明会が開催され、Origamiの代表取締役社長である康井義貴氏らが出席した。

 Origami Payのサービスを開発・運営するOrigamiは、社名と同じモバイルベースのeコマースサイトを展開する日本国内の企業。Origami Payは昨年の10月から「Origami 決済」としてベータ版サービスをスタートさせていたが、このほどテスト期間を経て正式サービスのローンチに至った。

 Origami Payはアップルが開発したBluetooth LEベースの近距離通信技術「iBeacon」を活用したモバイル端末向けの電子決済サービス。コンシューマーは専用アプリをインストールしたiOS、またはAndroid端末を用意して、アプリからクレジットカード(VISAかMasterCard)情報を登録し、その際、Bluetooth機能をオンにしておく。一方、店舗側は、iBeaconが利用できる第3世代以降のiPadシリーズを用意して、ビジネス向けのアプリ「Origami for Business」をインストール。OrigamiのWebサイトから契約を申し込む。

 コンシューマーは店舗で買い物する際に、レジに用意されたiPadにOrigamiアプリを起動したスマホを近づけてかざすだけで、店舗の端末がiBeaconが発信するID情報を自動で読み取って素速く決済ができる。決済時にアプリから鳴るチャイムはサカナクションが作曲を担当したという。なお、iBeaconによる読み取りがうまく行かなかった場合などを想定して、スマホのカメラでQRコードをスキャニングする方法なども用意している。

 通信時には都度、支払いに関連するユーザー固有のID情報をランダムに6ケタの数字に置き換えるトークナイゼーションの仕組みを採用。これにより、セキュアで高速なトランザクションを可能しているという。またiBeaconの仕組みを活用して、アプリ利用者の行動履歴などをベースにカスタマイズされたショッピング情報がプッシュできることから、コンシューマーにとってはアプリを経由して有用な情報が簡単に入手しやすくなり、また店舗にとってはセールスアップの強力なツールが得られるメリットもある。

 なおOrigami Payで選べる支払い方法は現時点でまだVISAとMasterCardのクレジットカード決済のみになるが、今後はさまざまなカードブランドへの拡大、あるいは電子マネープラットフォームとの提携も視野に入れられているという。
《山本 敦》

関連ニュース

特集

page top