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Siriで照明を操作!フィリップス、スマートLED照明「Hue」に新モデル

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フィリップスがスマートLEDランプ「Hue(ヒュー)」の最新モデルを発表
  • フィリップスがスマートLEDランプ「Hue(ヒュー)」の最新モデルを発表
  • LEDランプを3基にコントロールブリッジ「Philips Hueブリッジ」をパッケージにした「スターターセットv2」(※丸型のデバイスは別売のHue Tap)
  • パッケージ販売と、ライト、ブリッジの単品販売がそれぞれ展開される
  • フィリップス ライティング ジャパンの久保氏
  • 左側がHue Tap
  • Hueアプリを起動。様々なシーンを選択して好みの色や明るさに照明を調整する
  • カラーパレットを見ながら任意の色に変更することも可能。表現できる色合いは約1,600万色
  • Hueランプを3基接続した状態で、1~3までのナンバリングされたバルーンが表示される。任意の色のところにドラッグ&ドロップして色が変えられる
 イベント冒頭に挨拶したフィリップス ライティング ジャパン合同会社マーケティング部の久保徳次氏は、メーカーとして昨年に9,500億円の売り上げを記録し、現在ライティング事業社としては世界最大のビジネス規模を誇るとコメント。世界各国で同社が販売するライティング商品は、売り上げ構成比率の約半数がLED関連製品となり、時代の趨勢はますますLED照明に移り変わりつつあると述べた。同社は現在、コンシューマービジネスの領域以外にもさまざまな商業施設、オフィス環境向けの照明器具を販売し、インターネットにつないで付加価値を提案するIoT型商品も強化しているという。

 フィリップスのHueシリーズは2013年に発売され、翌年にはリボン型、据え置き型の製品へと発展してきた。昨年には「Hue Tap」という、最大4台のインストールされたHue LED照明をコントロールできるカスタムスイッチも発売し、ファミリー製品の拡大に注力している。

 今はまだHueシリーズと連携できるホームエレクトロニクス製品はないが、最新のHueがアップルの「HomeKit」に対応したことで、将来は同じプラットフォームに乗り入れてくるエレクトロニクス製品と連動して、新たな家庭向けのIoTソリューションをつくり出す可能性も秘めている。「例えばセンサーデバイスと連動させてホームセキュリティ系のソリューションを提案したり、サーモスタッドに反応して季節に合わせた照明色に切り替わるといった使い方もできるだろう」と久保氏。「今後Hueはアプリとインターネットと連動させながら、生活シーンの中で“くつろぐ”、“集中する”などユーザーのコンディションをサポートする良質な明かりを提供していきたい」と結んだ。

 モバイルアプリ「Hue」では、iPadなどのタッチパネル操作を活かして、カラーパレット上に表示されるポインターを指先でホールドしながら、画面上に表示される任意の色領域を選択することで、これに連動してLED照明の色が変えられる。LEDランプの中には3原色の光源が配置されており、組み合わせにより完全な白をはじめ約1,600万色の色再現を可能にした。

 アプリにはいくつかのプリセットが「シーン」として登録されている。ユーザーがカスタマイズしたプリセットを登録しておくことで、単純な赤・青ではない淡い色合いや微妙な明るさは、Siriによる音声コマンドでカスタム設定したシーンを選んで切り替えることもできる。ほかにもタイマーとフェードの機能を併用して、朝の起床時間に合わせて徐々に照明を明るくしていくプログラムを登録したり、タブレットのGPSと連動して、ユーザーが遠ざかった部屋の明かりを自動に消灯するといった使い方もできる。

 イベントにはゲストとしてメンタリストのDaiGo氏、ITジャーナリストの林信行氏も参加。Hueシリーズのユーザーでもある二人がおすすめの使いこなし方などを紹介した。
《山本 敦》
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