スマホをかざすだけで模倣品を見抜くクラウド型正規品判定サービス | RBB TODAY
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スマホをかざすだけで模倣品を見抜くクラウド型正規品判定サービス

IT・デジタル セキュリティ
メーカーや販売会社は、出荷する商品に「ConnectedTag」を取付け出荷。消費者はスマートフォンでConnectedTagを読取り、正規品判定を行う(画像は公式Webサイトより)
  • メーカーや販売会社は、出荷する商品に「ConnectedTag」を取付け出荷。消費者はスマートフォンでConnectedTagを読取り、正規品判定を行う(画像は公式Webサイトより)
  • 世界税関機構(WCO)が提供する各国税関向けの模倣品対策ツール「IPM」との連携も可能。税関職員もConnectedTagによる正規品判定が可能になる(画像はプレスリリースより)
 キヤノンITソリューションズは23日、模倣品を見分けるためのスマートフォンを利用したクラウド型の正規品判定サービスを3月より販売開始し、順次提供していくことを発表した。

 正規品判定サービス「C2V Connected(シーツーヴィ・コネクティッド)」は、商品に貼付または同梱した「ConnectedTag(コネクティッドタグ)」というIDタグをスマートフォンで読み取り、クラウド上で正規品かどうかを簡単に確認できるサービス。「ConnectedTag」はRFID、可変型QRコード、ユニークコードなど、さまざまな形で提供できるという。

 判定は、スマートフォンでタグを読み取るだけなので、従来の目視判定のような専門知識は不要。判定作業の迅速化と効率化が可能で、真贋判定のために機密性の高い情報を公開する必要もない。クラウド上に記録される正規品判定の実績データなど、ログのダウンロードも可能だ。

 また、世界税関機構(WCO)が提供する各国税関向けの模倣品対策ツール「IPM」との連携にも対応。「IPM」を使用している税関において、模倣品を防止したい事業者が「C2V Connected」と「IPM」の両方を利用し連携することで、当該事業者の商品の購入者だけでなく、当該税関の職員もスピーディかつ正確に正規品を判定できる。

 販売価格は「ConnectedTag」1枚あたり、QRコードタイプで5円~、RFIDタイプで50円~。ConnectedTagを購入した企業には、標準アプリケーションおよび正規品判定クラウドサービスを無償で提供する。2020年までに売上50億円を目指すという。
《防犯システム取材班/小菅篤》
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