日本の宮城県栗原市に位置する大林寺には、伊藤博文を暗殺した安重根(アン・ジュングン)の位牌がまつられている。
誠信(ソンシン)女子大学のソ・ギョンドク教授は最近、この場所を訪れた。
彼は「安重根義士の位牌と、安義士が中国・旅順監獄に収監されていたときに、看守だった千葉十七の位牌をともにまつっている寺院だ」と紹介した。
安重根と千葉十七の縁は、歴史的にも特別なものとされる。安重根が死刑執行直前に残した最後の遺墨「為国献身軍人本分(国のため献身するのが軍人の本分)」は、千葉十七に渡された。
その後、千葉十七は帝国主義を拒み、故郷に戻って生涯にわたり安重根義士を追悼したとされる。

ソ教授は「先日の安重根殉国日(3月26日)に合わせ、KB国民銀行とともに2人に関する映像を多言語で制作し、国内外のネットユーザーに知らせた」と伝えた。
今回の活動は「グローバル安重根キャンペーン」の一環。海外に残る安重根関連の歴史遺跡を紹介し、多くの観光客が直接訪問できるよう誘導するプロジェクトだ。
ソ教授は「ここだけでなく、今後は中国・大連、旅順、ハルビンなど、安重根義士の歴史を知ることができる場所を訪れ、多言語映像を継続的に制作する予定だ」と明らかにした。
続けて「さらに、安重根義士の遺骨を必ず見つけ、祖国にお迎えしなければならないという対外的な世論を形成するうえでも、少しでも力になりたい」と強調した。

初代韓国統監の伊藤博文を暗殺して死刑判決を受けた安重根は、中国・旅順の刑務所に投獄された。処刑後、遺体は刑務所の裏山にあった共同墓地に埋葬されたとされている。
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