主食からスイーツまで多様なニーズに応える非常食の数々 | RBB TODAY
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主食からスイーツまで多様なニーズに応える非常食の数々

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日本災害食学会は江崎グリコ、大塚製薬、カゴメ、ハウス食品など多くの食品メーカーが参加している。認証ロゴマークをパッケージに採用した商品は今後増えていく予定だ(撮影:防犯システム取材班)
  • 日本災害食学会は江崎グリコ、大塚製薬、カゴメ、ハウス食品など多くの食品メーカーが参加している。認証ロゴマークをパッケージに採用した商品は今後増えていく予定だ(撮影:防犯システム取材班)
  • トーヨーフーズの「どこでもスイーツ缶」。チーズケーキ、抹茶チーズケーキ、ガトーショコラの三種で賞味期限は2年。防災食ながら生食感のデザートが味わえる(撮影:防犯システム取材班)
  • 「ひとくちやわらかラスク」。賞味期限は5年。メーカーwebサイトでは賞味期限と期限前の任意期間(1年から1ヶ月前)を設定して、賞味期限が近づいていることを知らせるメール通知を設定することができる(撮影:防犯システム取材班)
  • ジオナの「非常時・災害時栄養補給食品」はビタミンとミネラルを補給する備蓄用粉末食品。東京都の自治体や病院などでも備蓄品として採用されている。保存期間は5年間。一箱で50人/一週間分となっている(撮影:防犯システム取材班)
 パシフィコ横浜で開催されていた「第20回 震災対策技術展 横浜」では、日本災害食学会を始め、多くの企業が非常食・災害対策食を出展していた。

 日本災害食学会のブースには多くの食品メーカーが参加し、各社製品の試食などを含めた展示を実施。災害食の認証制度として認証ロゴマークの普及促進に関する展示や、災害食品を組み合わせたレシピなども公開して、災害時の食生活向上を啓蒙していた。

 また、紙コップパンなどの非常食を提供している東京ファインフーズのブースでは、ついつい忘れがちな非常食の保存期限の確認徹底を目的に、賞味期限前にメールで交換時期を知らせてくれる無料サービスを紹介。必要な時期に自動送信されるメールには任意のメッセージも添えることができ、同社製品の期限通知だけに止まらない利用が可能とのこと。ちなみに利用する場合は、同社のWebサイトから行うので、メーカーとしては販促効果が見込め、ユーザーは利便性を享受するというWIN×WINのサービスとなる。

 ひと昔前なら、非常食といえば限られたバリエーションしかなかったが、今回展示された製品を見る限り、発熱材付きで災害時でもあったかい料理が食べられるタイプや、チーズケーキやガトーショコラといったデザートやスイーツ、軽量&コンパクトな粉末状の栄養補給食など、各社がそれぞれの強みやアイデアを活かした非常食を展開していた。
《防犯システム取材班/小菅篤》
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