【オフィスセキュリティEXPO #08】王子グループの機密書類溶解処理リサイクルシステム | RBB TODAY
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【オフィスセキュリティEXPO #08】王子グループの機密書類溶解処理リサイクルシステム

エンタープライズ セキュリティ
溶解処理施設の模型。回収車の通過時以外出入り口がシャッターで遮断されるなど、セキュリティ対策が施された建物になっている(撮影:編集部)
  • 溶解処理施設の模型。回収車の通過時以外出入り口がシャッターで遮断されるなど、セキュリティ対策が施された建物になっている(撮影:編集部)
  • オフィス設置タイプのスチールボックス。上部の穴からポストに投函するように書類を廃棄し、回収時以外は鍵が開かない仕組み(撮影:編集部)
  • 左はW440×D320×H300mmの専用ダンボール、右はW370×D300×H440mmのポストタイプの段ボール。梱包可能量はどちらも約18kg(撮影:編集部)
  • 溶解処理された機密書類はティッシュボックスや洗剤、菓子などのパッケージ、絵本などで使用される白板紙にリサイクルされる(撮影:編集部)
 東京ビッグサイトで開催されていた「第10回総務・人事 ワールド」内の「第10回オフィス セキュリティ EXPO」にて、王子グループは機密書類の溶解処理リサイクルシステム「王子コドレス」の展示を行った。

 段ボール箱に詰めた機密書類を専用車で回収し、一切開封することなく段ボールごと工場で溶解処理して包装用の板紙等にリサイクルするというのがサービスの基本的な仕組み。処理後には溶解証明書が発行される。

 溶解処理を行うのは王子マテリア江戸川工場にある専用施設で、1時間あたり約10~12トン(段ボール600箱相当)という高い処理能力を持つ。都内唯一の溶解処理施設のため、首都圏の企業にとっては輸送距離が短く、輸送時の事故による漏洩リスクを抑えることができる。希望すれば処理に立ち会うことも可能だ。

 機密書類の回収方法は、宅配便との提携で1箱から対応するSパック、10箱以上から専用車で回収するMパック、事務所移転時などの大量処分に対応するLパックのほか、鍵付きの回収ボックスをオフィスに設置して定期回収するRパックがある。
《防犯システム取材班/小菅篤》
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