日本を標的にした「Cryptoランサムウェア」が4月中旬より出現中……ファイルを暗号化して脅迫
ブロードバンド
セキュリティ
-
コスパ最強の“手のひらサイズ”ミニPC「GT13 Pro 2025 Edition」「A5 2025 Edition」がGEEKOMから登場!
-
日本語で脅迫するランサムウェアがついに登場……トレンドマイクロが初確認
-
新種の危険なランサムウェアがインターネット上で拡散、Kaspersky Labが2種を検知
「ランサムウェア」とは、侵入したコンピュータを使用不能にし、元に戻すために“身代金”を要求するタイプの不正プログラムのことだ。とくに、コンピュータ内のデータを暗号化することで使用不能にするタイプを、同社では「Cryptoランサムウェア」と呼んでいる
今回、Cryptoランサムウェア「TROJ_CRYPWALL.XXQQ」の表示する脅迫メッセージが、感染PCが日本語環境だった場合に、日本語で表示されることが確認された。日本語としておかしな表現はあまりなく、ある程度日本語が堪能な協力者がいるものと推測されている。なお、日本語以外には、英語・韓国語のメッセージが表示可能となっていた。
身代金の要求メッセージなどを日本語で表示するCryptoランサムウェアは、2014年3月に「TROJ_CRITBIT.B」が、2014年12月に「TROJ_CRYPBIT」が確認されている。しかし、今回のように、自然な日本語で脅迫文を表示する「TROJ_CRYPWALL.XXQQ」は、明らかに日本を標的にしている点がこれまでとは異なるため、「日本におけるランサムウェアのひとつの転換点になるかもしれません」と同社では指摘している。
関連ニュース
-
日本語で脅迫するランサムウェアがついに登場……トレンドマイクロが初確認
-
新種の危険なランサムウェアがインターネット上で拡散、Kaspersky Labが2種を検知
-
データを人質にとって金を要求するランサムウェアに注意 〜 エフセキュア
-
東北学院大学への脅迫文、防犯カメラから割り出した在校生を逮捕
-
性的脅迫「セクストーション」「リベンジポルノ」とは? IPAが注意喚起
-
「忌まわしき行為」…海外でゲーム開発者への個人攻撃やクラック
-
キヤノンの法人向けセキュリティ「ESET Endpoint Protection」がクラウド対応でリニューアル
-
モバイルのセキュリティ強化に関する国内特許を取得……アイキューブドシステムズ