3Dプリンタとファブリックで軽量化を追求した新型車……ジュネーブモーターショー
ブロードバンド
テクノロジー
-
コスパ最強の“手のひらサイズ”ミニPC「GT13 Pro 2025 Edition」「A5 2025 Edition」がGEEKOMから登場!
-
Appleのスペシャルイベントが深夜2時にスタート! Apple Watchの詳細&新型MacBookか!?
-
【MWC 2015 Vol.57】ベンチャーならではのアイデアで勝負、Jollaのタブレットを触ってみた
EDAG(エダッグ)は、自動車メーカーの新型車開発をサポートするドイツの開発会社のひとつ。ジュネーブでは毎年のようにコンセプトカーを公開し、新しい技術の応用や展開の可能性を問いかけている。
ここ数年は軽量化の追求を重点テーマのひとつに据え、「Light」を名に含むコンセプトカーをいくつか公開してきた。ライト・コクーンもその流れに沿ったものだが、メーカーによれば、これが「自然界の実例にならった軽量構造の究極形」であり、「未来の軽量化構造のための、究極のステートメント(声明)」だという。
骨格構造が植物の葉脈など自然界に着想を得た形状なのは、最小の要素で機能を満たしつつ、持続可能性を保っていることに注目したため。これは3Dプリンタ技術の発達によって可能になったものだ。特別な設備なしで複雑な形状のものを製造できるという利点は、開発者たちに新たな自由がもたらされることを表現している。
ボディを形作るファブリックは、アウトドア用品ブランド・ジャックウルフスキンの「テキサポール・ソフトシェル」を採用。このファブリックの1平方メートルあたりの重量は、わずか19グラム。「軽量で外側は高い撥水性を持ちながら、内側の湿気は積極的に排出できる。そして伸縮性にも優れた性質は自動車にも向いている」とのこと。
なおボディ内部にLEDを入れて発光させ、フレームをシルエットで浮かび上がらせるのはショーのためだけではない。外観をパーソナライズする手段として一般的にカラーリングやアクセサリーパーツの追加があり、ライト・コクーンはそれを一歩進めた「光によるボディカスタマイズ」の提案でもあるのだという。
【ジュネーブモーターショー15】3Dプリンタとファブリックで軽量化を追求…EDAG
《古庄 速人@レスポンス》関連ニュース
-
Appleのスペシャルイベントが深夜2時にスタート! Apple Watchの詳細&新型MacBookか!?
-
【MWC 2015 Vol.57】ベンチャーならではのアイデアで勝負、Jollaのタブレットを触ってみた
-
NTT、通信ネットワーク技術開発の新コンセプト「NetroSphere構想」発表
-
BMW、2015年は15車種を発売へ
-
個人向け3Dプリンタ「ダヴィンチ」に2色でABS樹脂/PLA樹脂に対応した新モデル登場
-
「京都議定書」が発効から10周年……最新エコ建材の例
-
【ウェアラブルEXPO】スーツ型のキネティックセンサーでロボットを動かす
-
ホンダ、新型NSXを2015年中に発売!価格は1800万円
-
ウェアラブル端末「Apple Watch」&「iPhone 6/6 Plus」の登場……2014年注目記事(デジタル機器編)