組織の“ハピネス度”を計測できるウェアラブルセンサ、日立ハイテクが開発 | RBB TODAY
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組織の“ハピネス度”を計測できるウェアラブルセンサ、日立ハイテクが開発

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「新ウェアラブルセンサ」写真
  • 「新ウェアラブルセンサ」写真
  • 集団における身体運動継続時間と「ハピネス度」
 日立ハイテクノロジーズは9日、「組織活性度」を計測できる新ウェアラブルセンサを開発したことを発表した。ウェアラブルセンサで得られた集団の行動データから、高い精度で集団の「ハピネス度」を予測できるという。

 このセンサは、人間行動データを取得し、「個人の活性度」を記録・算出できる機器となっている。この数値を組織全体で集計・平均することで、組織生産性に強く相関する「組織活性度」の計測を可能にした。

 日立製作所が開発した、身体運動の特徴パターンから、集団の幸福感を定量化する技術を活用している。人は周りの人たちに強く同期して身体を動かす傾向がある。この技術では、ウェアラブルセンサで得られた大量の人間行動データの分析から、集団の幸福感と強い相関がある身体運動の特徴パターンを発見。「ハピネス度」として定量化したという。

 「ハピネス度」は、集団における身体運動継続時間、さらにその組織の生産性に強い関係があり、日立ハイテクが、新ウェアラブルセンサを開発した。センサの液晶画面には、行動継続時間や個人の活性度トレンドが表示され、装着者はリアルタイムに個人の活性度を確認できる。日ごとの「組織活性度」の変動の推移は、クラウドサービス上で提供され、ウェブブラウザで確認できる。これにより企業は、経営施策や職場環境の有効性を効率的かつ客観的に評価できる見込みだ。
《冨岡晶》
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