【トレンド】エコカーはプラグインで進化……選択肢も増えたPHV
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●ポルシェ「カイエンS E-ハイブリッド」……ポルシェの中でも人気シリーズであるSUVタイプの「カイエン」に設定されたPHV。プレミアムクラスのSUVでは初のPHVだ。EV走行の最高速が125km/hという性能は、スポーティな車のメーカーであるポルシェならでは。メーカー希望小売価格は1155万円。
●ボルボ「V60 PHV」……ステーションワゴンなのにクーペのようなデザインで人気の「V60」シリーズにPHVが設定された。エンジンはガソリンではなくディーゼルを採用し、EUの「複合」測定モードで燃費55.6km/Lを実現した。日本にはまだ導入されていない車種だ。ちなみにイギリスでの乗り出し価格は約5万ポンド。
●BMW「i8」……「走り」を売りにするBMWに恥じない性能を持つと評価される、スポーティなPHVだ。ボディ骨格に「軽くて強い」炭素繊維を用いたのも特徴。ポップアップするドアがスーパーカー世代に響くかもしれない。希望小売価格は1917万円。
●アウディ「A3 Sportback e-tron」……コンパクトなサイズながら5ドア・ハッチバック車体で多様なニーズに応える。日本市場への導入時期は未定だが、2015年か。希望小売価格は約500万円と予想されている。
日本メーカーのPHVとしては、ほかにホンダが「アコードPHV」をリース専用で提供している。欧州ではドイツのVWも「ゴルフGTE」の発売を正式に予告している。アメリカではフォードがPHV専用の新型車種を登場させると発表した。欧米がPHVに注目することによって充電スタンドなどインフラも整備され、今後PHV市場は伸び続けていくと期待できる。