「エッジスクリーン」を徹底攻略!GALAXY Note Edge全力レビュー | RBB TODAY
※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

「エッジスクリーン」を徹底攻略!GALAXY Note Edge全力レビュー

IT・デジタル スマートフォン
サムスン・GALAXYシリーズの最新端末「GALAXY Note Edge」
  • サムスン・GALAXYシリーズの最新端末「GALAXY Note Edge」
  • 背面は光沢感のあるレザー風加工を施した。メインカメラに心拍センサー、NFCのタッチポイントにスピーカーをレイアウトしている
  • 側面にはカーブ型有機ELを採用する「エッジスクリーン」を搭載
  • エッジスクリーンの設定メニューから「パネルの管理」を選ぶと任意のスクリーンを最大7件まで選べる
  • 通常に構えるとエッジスクリーンは右側にくるが、上下を回転させれば左利きのユーザーでもスムーズに操作ができる
  • 「ディスプレイと壁紙」設定から「片手操作」を選び、「画面サイズを縮小」をONにしておけば、5.6インチのメイン画面を縮小した画面上で操作ができるようになる。電車内で片手操作する時などに便利だ
  • エアコマンドのメニュー
  • スクラップした画像ファイルにSノートでメッセージを付けてメールで送ることも簡単にできる。コミュニケーションの幅も広がるはずだ
 サムスンのフラグシップスマートフォン「GALAXY Note」シリーズに、5.6インチの高精細有機ELディスプレイの側面に曲面型の「エッジスクリーン」を配置した新モデル「GALAXY Note Edge」が登場した。ビジネスに、そしてプライベートに大活躍するエッジスクリーンの上手な使いこなし方を中心に、話題の最新端末を徹底攻略してみたい。

■Note Edgeのどこがスゴイ?Note 3からの進化を徹底チェック!

 「GALAXY Note Edge」は、今年の9月にドイツ・ベルリンで開催されたエレクトロニクスショー「IFA」で発表され、その後世界中から多くの反響を得る中、世界のどの地域よりも速く日本で発売された。日本はスマートフォンやタブレットなどデジタルギアのユーザーマインドが最も高い先進国であり、日本市場の重要性を熟知したサムスンの本気度の高さ、Note Edgeにかける意気込みの強さが伝わってくる。

 まずは最初に、GALAXY Note Edgeの主なスペックが、昨年に発売された「GALAXY Note 3」からどれほど進化しているのかチェックしてみよう。

 サムスンの高精細なSuper AMOLED/有機ELを採用したディスプレイはNote Edgeが5.6インチ、Note 3が5.7インチとサイズはほぼ変わらないが、解像度についてはフルHDからWQHD(2,560×1,440ピクセル)になって、文字がよりクッキリと見やすくなっている。画素密度も約540ppiと非常にハイスペックになっているため、写真や動画を見るとディティールのきめ細かさや情報量の豊富さが段違いであることがわかる。そしてこのメイン画面に加えて、縦2,560×横160ピクセルの「エッジスクリーン」が追加されたことが大きく進化したポイントだ。エッジスクリーンの使いこなし方については、このあとさらに詳しくレポートしよう。

 カメラ機能もリッチになった。メインカメラの有効画素数はNote 3の約1,320万画素から、Note Edgeでは約1,600万画素になって、より高精細な写真撮影が楽しめる。光学式手ブレ補正や4K動画撮影の機能はNote 3から継承。静止画ズーム撮影はNote 3の4倍から、Note Edgeでは8倍に上がり、さらに「ハイクリアズーム」機能では4倍以上のズーム撮影時に自動で5枚の写真を撮って合成することで、より鮮明な望遠撮影ができるようになった。

 もう一つ注目すべきカメラ周りのトピックは、「GALAXY史上最高スペック」をうたうフロントパネル側のサブカメラだ。Note 3では約200万画素/フルHDまでの撮影が限界だったが、Note Edgeでは約370万画素/QHD(2,560×1,440ピクセル)の高画素化を果たした。レンズのF値もF2.4からF1.9に明るさが上がり、Note 3と比べてさらに約60%も明るい写真を手ブレを抑えながら撮影できる。

 サブカメラを使った“セルフィー(自分撮り)”も手軽に楽しめる。レンズの広角撮影範囲が改善され、Note 3の78度からNote Edgeでは90度に広がって、背景を多く写し込んで撮影ができるようになった。旅行に出かけた際に、観光名所と一緒に記念撮影するときに役に立つはずだ。

 新しく「ワイド自分撮り」モードも追加された。モードを選んで中央から左右合計3枚の写真を、本体をスイングしながら撮った後に合成して、広角120度というワイドな写真が撮れる。グループでの集合写真もNote Edgeのセルフィー撮影なら簡単だ。

 GALAXY Noteシリーズの最も特徴的な機能である「Sペン」によるペン入力も、より使い心地が高くなった。Note Edgeのペン先感度はNote 3との比較で「約2倍」になり、細かい文字から筆ペンのような面入力の描画まで、まるで紙に書いているような“ホンモノの書き心地”が味わえる。追随性能が高く、ペン先の速度や圧力、傾きや回転などの動きも正確にトレースするため、通常のタブレットにスタイラスペンなどで入力する時に気になりがちな筆の遅れや誤入力も発生しない。

 ペン先のボタンを押すと呼び出される「エアコマンド」に、新しく「スマート選択」の機能が加わった。この既往ではペンで選択した範囲を画像として記録して、メールやLINEに貼り付けて送ることができる。Webページの気になる内容をスクラップブックに保存しておけば、画像の他にURL情報も記録されるので、後でページの内容をゆっくりとチェックすることもできる。「Sプランナー」アプリでは手書きでスケジュールを直接描き込めるようになった。またブラウザのテキスト選択や、ギャラリーの写真一括選択など、Sペン本体のボタンを押しながら画面をさっとなぞるだけで、マウスを操作する感覚で入力ができるようになったことも大きな進化と言える。

 これらの先進的なデバイスや機能をコントロールするCPUは、Note 3の2.3GHzクアッドコアから、Note Edgeでは2.7GHzクアッドコアとして処理スピードを向上。グラフィック性能は今年の春に発売されたGALAXY S5と比べてもさらに約30%もアップしている。

 以上、Note 3から進化した主なポイントを整理してみたが、続いてはNote Edgeにとって最大のハイライトである「エッジスクリーン」の使いこなしを中心に、ビジネス&プライベートでの活用方法をよりディープに探ってみたいと思う。
《山本 敦》
【注目の記事】[PR]

関連ニュース

特集

page top