ドイツの高級車メーカー、BMWグループは9月23日、Franciscus van Meel氏を、BMW・M社の新会長に指名すると発表した。BMW・M社は、BMWグループの子会社。同社のモータースポーツ活動を統括するとともに、『M3』や『M5』など、BMWの高性能車の開発を手がけている。そんなBMW・M社の新会長に指名されたFranciscus van Meel氏は、現在48歳。直近まで、アウディの子会社で、モータースポーツ&高性能車部門のクワトロ社のマネージングディレクターを務めていた。今回の人事は、BMWが競合するアウディから、ヘッドハントした形。Franciscus van Meel氏は1996年、アウディに入社。シャシーの開発や技術部門の重要ポストを経て、2012年にクワトロ社のマネージングディレクターとなった。なお、Franciscus van Meel氏は2015年1月、BMW・M社の会長に就任する予定となっている。