いよいよ! サントリー「澄みわたる梅酒」再販売開始 | RBB TODAY

いよいよ! サントリー「澄みわたる梅酒」再販売開始

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サントリー酒類の「澄みわたる梅酒」
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 今春バカ売れし販売休止となった梅酒が、約5ヵ月ぶりに帰ってきた。サントリー酒類の「澄みわたる梅酒」だ。「二度と品切れを起こさぬよう再発売時の最大需要を予測し、工場の製造ライン確保や製造工程を見直した」と語るのは、同社スピリッツ事業部焼酎・リキュール部の杉山誠二氏。

 「澄みわたる梅酒」は4月1日に発売、売れ行きはサントリー酒類の予想を上回り、4月17日より販売を休止した。その後、生産能力を強化し、5月27日からまず九州エリアで販売を再開、さらに9月24日から全国での販売を再開した。

 発売後すぐに「想定を大幅に上回る受注」(杉山氏)があったという同商品について、サントリー酒類では品切れ後に生産能力の強化を実施したという。「本製品の中味作りの根幹となる、梅酒の蒸溜能力の増強に苦労した。蒸溜釜の急な増設は不可能なため、別の製造場に委託するなどで、再発売に見合う製造量を確保した」と杉山氏は語る。月間製造能力は50万本から345万本に強化された。

 そもそも、4月に発売され、わずか2週間ほどで販売休止となったほどの人気の理由はどこにあるのか。サントリー酒類は梅酒市場について、香りが良く、食事に合うすっきりとした梅酒を求めるユーザーが増加していると分析する。独自の蒸溜技術ですっきりとした味わいを実現した「澄みわたる梅酒」は、「友人や家族と食事中に楽しめる」といった評価を得ていた。

 「澄みわたる梅酒」は、国産梅を100%使用した2種類の蒸溜酒をブレンドし、天然水を主体に仕上げた透明感のあるすっきりとした中味に加え、梅由来の香りと、糖質50%オフ(サントリー酒類梅酒平均値比)で食事に合うすっきりとした味わいを意図した。

 同社は、9月24日からの再発売を見越し、九州でテスト販売を実施。「需要予測のためテスト販売したところ、酒類ランキングでビール類を上回る週もあったほど売れた。業務店でのテスト販売では、ボトルで注文し家族や友人とシェアしながら(=ボトルシェアしながら)楽しむお客様が多く、食事に合い皆と楽しめる新しい梅酒として受け入れられた。若者を中心とした新しい接点の拡大に大きな可能性を感じた」と杉山氏。

 「4月放映時に大変好評だったタレントの生田斗真さんを起用したCMを、9月24日から全国で再オンエア。店頭では生田さんを使用したポスターといったPOPなどを活用し、TVCMと店頭との連動を図る」。1~8月の販売実績は110万6000本だった。再発売後の新たな販売目標は、「新たに全国で1万店規模の業務用接点の獲得を図り、年内で約700万本の販売を目標としている」。サントリー酒類では「澄みわたる梅酒」の2014年販売計画を約170万本から約700万本に上方修正した。これは梅酒市場の約10%のシェアとなる。

 「本製品は、蒸溜によって、甘さ控えめでキレがよく、普段の食事と併せてさっぱりと飽きずに楽しめる。また、梅果実本来の香りも楽しめる梅酒だ。いままで梅酒を嗜んでいた人にも、そうでない人にも、幅広い世代に飲んでもらえる自信作」と杉山氏は語る。

 競合がしのぎを削る梅酒市場。「すっきり、透明感、蒸留酒ベース、ボトルシェア」といった特徴でマーケットに喰い込もうとする同商品は、ユーザーにどう映るか。「澄みわたる梅酒」(500ml)は価格540円、アルコール度数10%。
《大野雅人》

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