エクイニクス、Cloud Exhangeサービスをアジア・パシフィックで提供開始……ハイパフォーマンスなマルチクラウド環境を実現
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Equinix Cloud Exchangeは、世界中の様々なクラウドとネットワークにシームレスかつオンデマンドな直接接続を提供する相互接続ソリューションで、既に北米とヨーロッパで展開されている。利用企業は、ハイブリッド クラウド ソリューションを実現する上で自らそのサービスを構築するのではなく、エクイニクスのIBXR データセンター内で事業者に直接接続することで、その目的を達成することができるという。
同社によれば、これまで、ミッションクリティカルな事業をオープンなインターネットを介して展開する事に懸案を持っている企業は、マルチクラウド環境において、安全性、信頼性および拡張性が高い接続ソリューションを持つ事ができなかった。そうした中、Equinix Cloud Exchangeであれば、従来のパブリック・インターネットを介したクラウドへのアクセスをバイパスし、クラウドへのセキュアなパスと高スループットのアクセスを可能にするとしている。Equinix Solution Validation Center(エクイニクス ソリューション検証センター)における実証実験では、パブリック・インターネットを通じたクラウドアクセスと比較し、ダイレクト・アクセスの処理能力は147パーセントにまで向上するという結果が出たとのこと。
■次世代相互接続は、ハイパフォーマンス、マルチクラウド環境を可能に
Equinix Cloud Exchangeの特徴は、クラウド、ネットワークとマネージドサービスプロバイダ間の自動接続、高度なサービス協調を実現し、ハイブリッドクラウドソリューションを構築する企業に対して、シンプルかつ拡張性と柔軟性に優れたマルチクラウドサービス環境を提供する点。またEquinix Cloud Exchangeが提供するポータルとAPIにより、マルチクラウドサービスへの接続管理の手順が簡素化される。このポータルとAPIを活用し、Equinix Cloud Exchangeを介してサービス提供者に自動的にエンドツーエンドの回線を確保することができ、ほぼリアルタイムのヴァーチャルサーキットの割当、監視、設定が可能になるという。
エクイニクスでは、こうした機能により、パフォーマンスの高速化、信頼性の向上、セキュリティ強化、クラウドアプリケーション開発スピードアップと簡素化が可能となり、クラウドコンピューティングの活用を求める業界関係者の幅広いコミュニティに大きなメリットをもたらすとしている。
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