【インタビュー】もうひとつのサムライブルー……独24時間レースで優勝ねらうスバル 3ページ目 | RBB TODAY

【インタビュー】もうひとつのサムライブルー……独24時間レースで優勝ねらうスバル

 4年に一度のサッカーワールドカップが開幕した。「サムライブルー」に日本中が熱狂する。そのワールドカップの開催期間に重なる6月21日、もうひとつの青い戦士たちの闘いがドイツで繰り広げられることをご存じだろうか。

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スバルWRX STI NBRチャレンジ2014(シェイクダウン)
  • スバルWRX STI NBRチャレンジ2014(シェイクダウン)
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  • 辰己英治監督
  • 吉田寿博選手(向かって左)、佐々木孝太選手
  • ドライバーはもう2人。マルセル・ラッセー(ドイツ、向かって左)とカルロ・ヴァンダム(オランダ)
  • スバルWRX STI NBRチャレンジ2014
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--- お二人はいろいろなレースにも出ていますが、NBR 24Hの魅力というか他のレースとの違いはあるでしょうか。

吉田:ニュルブルクリンクには独特な雰囲気があります。文化的な違いかもしれませんが、車好きのためのレースとして、だれもが楽しんでいる雰囲気がありますね。パドックなどで選手やスタッフに気軽に声をかけたりサインをもらえたり他にはない距離感があります。

佐々木:予選走行前の練習走行でも、レースの実車にお客さんを乗せる同乗走行があったり、観客も体験できるレースっていう感じですかね。予選前の練習って、タイムをぎりぎりまで詰めるセットアップをしなければならないのに、となりに一般の人を乗せて走ってしまう。他のレースでは考えられないことです。僕は個人的にもヨーロッパのレースが好きなので今回のNBR 24Hは楽しみにもしています。

--- チームや観客とも一体感があるレースのようですね。現地に行けない人はテレビ中継やストリーム配信などを見ることになると思うのですが、選手からみたレースの見どころはどんなところでしょうか。

吉田:24時間ずっと見ていることはできないでしょうから、まずスタートとゴールは見てほしいですね。あとは、ピット作業やスタッフなど裏方さんの働きなども注目してほしいと思います。エンジニアだけでなく、ドライバーをケアする人などいろいろな人たちに支えられて走っていることを知ってほしい。あと、ネットへの書き込みや中継動画への書き込みなどもチームには励みになりますね。

--- 選手も現地でSNSや動画を見てるんですか。

吉田:監督はあまり見ないようですが、他はけっこう見ていますよ。

佐々木:応援メッセージなどうれしいですし、ファンの方の応援や書き込みに対して走りや映像で答えられるのも楽しいです。考えてみると、これはすごいことですよね。日本からのリアルタイムの応援がドイツにも届いているわけですから。2年前には、差し入れしてくれたカレーを食べます、という動画を流したのですが、これがネットで非常に盛り上がって、あとで「カレーTシャツ」ができたくらいです。

吉田:見どころといえば、今年はオンボードカメラの映像のライブ配信を予定しています。ぜひコース上のスピード感や孝太(佐々木選手)が雄叫びをあげるジャンピングスポット(笑)など疑似体験してほしいです。

--- すでに4時間レースにも投入したという新型車の感想はどうですか。

吉田:非常に安定していて楽しく乗れる車ですね。ツーリングカーレースなので市販車のベースがよくないとだめなのですが、ボディが改良されたため加速、ブレーキングともによくなっています。レギュレーションもあるので動力性能はほとんど変わっていないのですが、コーナリングスピードも上がってますね。

--- シーケンシャルシフトは新型からですが、こちらのフィーリングも問題ないですか。

佐々木:本格的なレーシングカーに比べるとまだまだ改良するところはありますが、以前のHパターンのシフトに比べると、アクセル全開のままシフト操作ができるのはうれしいです。170ものコーナーがあり1周で数百回のシフト操作が必要なニュルのコースでは集中力や体力に対して非常に大きな差がでます。

--- では、最後にお二人の意気込みとファンメッセージをお願いします。

吉田:レースまでの体調管理をしっかりして平常心で臨みます。レースではスバルがどんなふうに世界にチャレンジしているか見てほしいと思います。それと今年はトヨタ・日産・マツダなど日本車の参加も増えているので応援のし甲斐があるのではないでしょうか。

佐々木:自分がチームに参加したのが4年前でちょうどヨーロッパでは女子サッカーが優勝したときでした。今年はワールドカップの開催と重なりますので、サッカー日本代表に縁があるんですよ。同じ日の丸を背負うチームとして頑張ります。

--- ありがとうございます。ぜひ優勝めざして頑張ってください。
《中尾真二》

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