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アカデミー賞有力サンドラ・ブロック、7年ぶり来日

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来日したサンドラ・ブロック
  • 来日したサンドラ・ブロック
  • プロデューサーのデイビッド・ヘイマン(左)、サンドラ・ブロック、アルフォンソ・キュアロン監督(右)
  • サンドラ・ブロック
  • 『ゼロ・グラビティ』 (c) 2013 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.
  • 『ゼロ・グラビティ』 (c) 2013 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.
  • 『ゼロ・グラビティ』 (c) 2013 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.
 世界的に大ヒットを記録しているSF大作『ゼロ・グラビティ』プロモーションのため、女優のサンドラ・ブロックが来日した。

 4日都内で行われた記者会見には、ブロックと監督のアルフォンソ・キュアロン、プロデューサーのデイビッド・ヘイマンが登壇。アカデミー賞では作品賞のみならず、主演女優賞や監督賞も有力候補と噂され、多くの報道陣が集まった。

 世界各地を回ったプロモーションもここ日本が最後。7年ぶり5度目の来日で、親日家として知られるブロックは、「今回、日本人である義理の弟も連れて、家族旅行にしたかったんだけど、仕事で来れなかったの」と残念そう。そんな彼女はこの日、監督がブロックのために作らせたという真っ赤な美しいドレス姿が披露。「赤いドレスは、フライトで寝不足の顔からみんなの視線をそらしてくれるから、最適なのよ(笑)」。

 『ゼロ・グラビティ』では宇宙で事故に巻き込まれ、過酷なサバイバルを強いられる女性を演じるブロック。宇宙に放り出されるという設定のため、出演シーンはほぼひとり。しかも無重力を演出するために撮影は特殊な技術を駆使し、極限状態で行われたわけだが、ふり返って「とても孤独な撮影だった。でもそれが理想的な状況だったわ」と説明する。

 又、つらい過去を抱えているというキャラクターの設定は、ブロックのアイディアだったことを監督が明かし、「生きがいを失っている人間が、この状況を生き抜く姿は、そうでない人間より、観客を引きるつけるものがあると思ったわ。そういう過去を抱えていることを想像するのは、気分いいものではないけど…撮影が終わると、頭を切り替える。そして、私は息子と遊ぶわ」と彼女は話す。

 ちなみに、精密に作られた宇宙服の着心地については、「動きづらいけど、包まれている感じが心地良かった」とふり返り、「逆に、(宇宙服を)脱いだ時の服(下着)は最初、『これだけ!?』と驚いたわ」と笑う。

 そして注目のアカデミー賞主演女優賞受賞については…「ありえないわね」と即答しつつ、映画に出演したこと自体を「一生に一度しかないような、素晴らしい体験だった。このチャンスを与えられたことだけで、賞をいただいたような気持ちよ」と補足した。受賞が実現すれば、ブロックにとっては、『しあわせの隠れ場所』('09)に続く、2度目となる。果たしてその行方は…?

 最後に、親友ジョージ・クルーニーとの共演について聞かれると、「ジョージとの共演は最悪だったわ。何年も嘘が通ってるけど、意地悪だし、遅刻するし…というのは冗談で」とにっこり。「彼はほんと期待通りの人で、チャーミングで魅力的な人。と同時に、彼ほど仕事熱心な人は知らないわ。常に演技しているか、監督しているか、プロデュースしてるか…。しかも、いつも共演する私たちを助けようとしてくれる。自分の役がどんなに小さくても、カットされたとしても映画のためならいいと思ってるの。あまりにもみんなが彼を好きだから、つい悪口を言いたくなっちゃうわ!」

 『ゼロ・グラビティ』は12月13日より全国にて公開。
《RBB TODAY》
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