【物欲乙女日記】全国きき酒選手権に参加してみた | RBB TODAY

【物欲乙女日記】全国きき酒選手権に参加してみた

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競技中。酒をみる表情だけはいっぱしですね…。
  • 競技中。酒をみる表情だけはいっぱしですね…。
  • 会場に入ると、すでに選手の皆さんが筆記試験に取り組んでいらっしゃいました。
  • 競技中の様子。みなさん、真剣な様子で飲んでは捨て、飲んでは捨てを繰り返してました。
  • フラスコを逆さにしたような、上部が黄色になっている器具から少量の酒を汲んで味を見ます。
  • 余った酒は、近くに設置されてる筒状の缶に捨てます。勿体ない話ですが…。
  • この日、スポーツ栄養士の古旗照美さんが日本酒造組合中央会から日本酒スタイリストの認定を受けていらっしゃいました。
  • 懇親会。料理が豪華すぎて、一気にテンションガチ上がり。
  • 後方にはずらりと各地の日本酒が。
 酒の強さには自信がある(けれども酒に関してグルメではまったくない)、奥 麻里奈です。今回は日本酒のきき酒の日本一を決める選手権大会に取材と称し、地方大会を勝ち抜いてきた猛者たちに混じって厚かましくも横入り参加してきました(選手のみなさま、失礼いたしました…)。

 会場はホテルニューオータニ。 中に入ると、この日のために(おそらく会社を休んで)各都道府県から代表として集まった88人がすでに筆記試験に取り組んでいました。

 「発酵タンクに仕込む蒸米と米麹と水の比率は、◯:◯」「『本醸造』を説明するものとして、正しいものはどれか?」といったような問題を解いた後は、4グループに分かれて別室の2部屋できき酒競技をします。日本酒の入ったガラス器具がA、B、C、D、E、F、Gの7つ並べられており、それぞれを口に含んで7分間で美味しい順にメモ。その後、隣の部屋に移り、イ、ロ、ハ、ニ、ホ、ヘ、トに入ったそれぞれの日本酒を口に含み、同様に7分間で先ほどのA~Gと同じ酒を符号させる、というのが競技ルール。

 日本酒を入れているガラス器具は、理科室にあるフラスコをひっくり返したようなビジュアルで、酒が入っているタンク部分が黄色い色をしていました。不思議に思って係の方に質問したところ、「酒の色で判別されないように器具の内側に色をつけているんですよ」とのこと。なるほど?。それにしても黄色って…別の何かを連想してしまいそうですが、気にしないことにしました。

 私は大学生の部の4グループ目に混じらせていただき、いよいよ競技がスタート。1つ1つ口に含み、「こっちよりこっちが美味しいかな…」と解答用紙にメモしていきます。「お前、味の違いとか分かるの?」と言われそうですが、「こっちの方が瑞々しいな」「こっちの方が香りがないな」とか、「隣のフラスコとは味が違うな」という程度には分かりました。なので、2つの酒を比較していく戦法でなんとか順序づけを時間内に済ませました。

 競技のあと、別会場の懇親会へ。想定外にも、銀座久兵衛の寿司やローストビーフ、生ハム、フォアグラ(があったらしい、食べ逃した…!)などを始めとする、和洋中の豪華な食事が振る舞われました。そして、酒類はあらゆる日本酒が後方のテーブルに100本はあるんじゃないかというくらいにずらりと陳列。きっと選手の皆さんにはたまらない光景でしょう。

 寿司コーナーに殺到する人々の群れに混じったり、静岡から来た選手の方に話し掛けたりしているうちに表彰式へ。さすがに結果発表時は選手のみなさんの間に緊張が走っていました。今回個人の部で1位に輝いたのは長野県の由井志織さん。この方がまた、見目麗しい女性だったのでついついパシャパシャ写真を撮ってしまいました。彼女は目をキラッキラに輝かせながら「日本酒をこの狭い日本だけにとどめておくのは勿体ないと思うので、オリンピックに向けて日本酒を広める活動をしていきたい…誰にも頼まれてないですけど。なので、どなたか権力がある方はぜひよろしくお願いします」と見た目の可憐さとはギャップのある果敢なコメントで会場を沸かせていました。「彼女の時代が来た」と思いました。ポン酒大使としての今後の活躍を心からお祈りします。

 実は、スタッフの方に無理を言って休み時間に筆記試験の採点をお願いしていたのですが……20点中5点でした。きき酒競技の答え合わせもアナウンスされましたが、1つも合っていないことを確認。「順位はみなさんにお伝えしない方針なんです」と申し訳なさそうに丁寧な説明をいただきましたが、選手群と大幅に差をつけて最下位なのは容易に想像できました…。
《奥 麻里奈》

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