台風26号、広い範囲で警戒が必要 10月16日 | RBB TODAY
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台風26号、広い範囲で警戒が必要 10月16日

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千葉県内(午前8時頃)
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 大型で強い台風第26号(ウィパー)は16日朝現在、暴風域を伴ったまま三宅島の東の海上を北東へ進んでいる。気象庁はじめ関連当局は、西日本から北日本の広い範囲で、暴風や高波、大雨に対する厳重な警戒を呼びかけている。

 気象庁の観測によると台風26号は、16日6時には、三宅島の東約60kmの海上にあって、1時間におよそ60kmの速さで北東へ進んでいる。今後速度を速めて北東へ進み、16日午後には三陸沖で温帯低気圧にかわる見込みだ。

 気象庁は、16日は西日本から北日本の広い範囲で非常に強い風が吹き、大しけになると予想する。とくに東日本や北日本の太平洋側では、猛烈な風が吹き、猛烈なしけとなる見込みだ。台風は速度を速め、また、強風域が広がっているため、東日本や北日本では広い範囲で急激に風の強まるおそれがあるという。。北海道と東北の太平洋側では、16日昼過ぎを中心に高潮による浸水や冠水にも警戒が必要だ。

 同じく気象庁によると16日は、東日本から北日本では、雷を伴った1時間50ミリ以上の非常に激しい雨が降り、局地的には1時間に80ミリ以上の猛烈な雨が降る。広い範囲で大雨となるおそれがある。また、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要だ。

 交通機関は、新幹線は、山形新幹線が15時頃まで運転見合わせ(7時20分配信)、東北、長野、上越の各新幹線が一部運休(以上5時19分配信)、東海道新幹線は架線に飛来物が付着している影響で運転見合わせ(8時現在)。

 JAL(7時30分現在)は、東京羽田空港を13時までに出発する運航便は、ほぼ欠航が決定している。到着便も、午前中の便を中心に欠航・遅延が決定している。東京成田、いわて花巻、仙台、山形、新潟空港の各空港でも、午前を中心とする運航便に欠航が決定している。

 ANAは(7時45分現在)は、東京羽田空港を本日16日正午までに出発する運航便、ならびに13時までに到着する便は、ほぼ欠航が決定している。さらに大館能代、秋田、庄内、新潟、仙台、福島、小松の各空港で終日の発着便、函館、東京成田、大島、三宅島、八丈島、静岡、名古屋中部の各空港で午前の発着便、オホーツク紋別、女満別、釧路、根室中標津の各空港で午後の発着便は、欠航・遅延・引き返しが予想されている。

高速道路では、常磐自動車道(柏IC~谷和原IC)が雨で、東名高速道路(下り、富士IC→清水JCT)が高潮の影響で、それぞれ通行止めになっている(8時5分現在)。
《高木啓》
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