【CEATEC 2013 Vol.17】パイオニアが提案する次世代IVIはフロントウィンドHUD、バイオセンサー、立体音響 | RBB TODAY
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【CEATEC 2013 Vol.17】パイオニアが提案する次世代IVIはフロントウィンドHUD、バイオセンサー、立体音響

ブロードバンド テクノロジー
次世代IVIのコンセプトモデル
  • 次世代IVIのコンセプトモデル
  • IVIのシステム構成
  • 今回デモされるIVIの機能
  • フロントウィンド全体を使ったルートガイド。文字が斜めになっていたり、切れているのは、ドライバーの視点に合わせて表示されるため
  • ちょっとわかりにくいが、左側に後方から接近するバイクが警告音とともに表示される
  • ITSスポット等から提供される情報から青信号での通過タイミングを計算する
  • 前の軽トラックが「荷捌き」のスタンプで停車理由を示す
  • ブラインドコーナーに車が迫っていると「>>> <<<」で注意喚起してくれる
 パイオニアは、次世代IVI(In-Vehicle Infotainment)のコンセプトモデルをCEATECに展示している。最大の特徴は、フロントウィンド全体を使ったヘッドアップディスプレイ(HUD)による多彩な機能表示だ。

 会場で次世代IVIを搭載したデモカーの座席に座ると、まず視点確認のスキャンが始まる。このとき、ステアリングのバイオセンサーがドライバーの健康状態も把握してくれる。視点を確認するのは、HUDの表示がドライバーの位置から最適になるように調整するためだ。そして目的地をセットしたら出発となる(会場でのデモなので、走行シミュレーションはフロントウィンド越しに見える正面のスクリーンに再現される)。

 HUDはレーザー方式で、フロントウィンドに案内の矢印やルートガイド情報などが表示される。他にも、路車間通信を利用して、信号の変わるタイミングを計算して、走行速度を指示してくれる機能(ペースカー)、他のプローブカーが自分の車の状態などをアイコンで示す機能(スタンプ)、車車間通信によって、ブラインドコーナーに迫る他のプローブカーを教えてくれる機能(ブラインドスポット支援)なども体験できる。

 ルートガイドの際、サイドカメラの映像を利用して、後方から接近するバイクなどのワーニングも発してくれる。このとき、後方からの危険を直観的に伝えるために、警告音が後ろのスピーカー、座席、インパネへと流れるようになっている(AUI)。
《中尾真二》
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