世界ボーカロイド大会、ファンの手で開催 ヤマハリゾートつま恋会場に2日間 | RBB TODAY
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世界ボーカロイド大会、ファンの手で開催 ヤマハリゾートつま恋会場に2日間

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音声合成技術によって誕生したVOCALOID(ボーカロイド)のカルチャーをより世界に広めたいと、今年6月にひとつのイベントが立ち上がる。6月8日、9日、静岡県掛川市ヤマハリゾートつま恋で、第00回世界ボーカロイド大会(The World Vocaloid Convention 2013)が開催される。
ライブを中心としたステージイベントのほか、講演やシンポジウムなどのトークイベント、さらにワークショップなどを予定する。このほかボカロの貸切列車や貸切りバスツアーなども検討中とのことで、2日間、一帯をボカロカルチャーで埋め尽くす。ボーカロイドカルチャーの世界発信を続けるD.P.H.が主催する。

会場となるヤマハリゾートつま恋は、1970年代より数々のポップミュージックのイベントが開催されてきた。日本のポップミュージックの聖地というべき存在だ。この会場の選択には、日本のポップカルチャーの歴史の最前線に、ボーカロイドが存在するとの意味も込められているようだ。
また、施設を運営するヤマハはVOCALOID(ボーカロイド)の開発で知られている。まさにボーカロイドのイベントに相応しい場所といえる。

D.P.H.によれば、世界ボーカロイド大会が目指すのは、日本のSF大会や海外のアニメコンベンションのようなイベントだという。ボーカロイドファンによるボーカロイドファンのためのイベントを掲げる。同じカルチャーの愛好者が集まることで、コミュニケーションを活性化させる。
このためイベント企画は主催によるものだけでなく、一般から公募もする。作品展示や頒布、トークイベントからこれまでなかった試みまで広く受け入れる。企画募集とその応募方法については、近日公式サイトにて告知するとのことだ。また、大会の詳細についても順次発表予定だ。

ボーカロイドは2000年代になって開発が始まった。キャラクターやイラスト、映像など様々なメディアと結びつくことで急激にその認知度を広げた。しかし、その文化の奥はまだ深い。ファン支援によって育まれたボカロ文化がファンの手によるイベントでさらなる展開を見せる。


第00回 世界ボーカロイド大会(ボカコン)
The World Vocaloid Convention 2013 (WVC2013)
http://dph.ninja-x.jp/wvc/
開催日: 2013年6月8日(土)〜9日(日)
開催地: ヤマハリゾートつま恋(静岡県掛川市)
《animeanime》
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