【SPEED TEST】3キャリアのネットワーク高速化を分析する | RBB TODAY

【SPEED TEST】3キャリアのネットワーク高速化を分析する

ブロードバンド 回線・サービス

3キャリアの3G/LTEの速度別件数
  • 3キャリアの3G/LTEの速度別件数
  • 3キャリア平均速度エリア数比較表
  • LTEの比較では、ソフトバンクモバイルが最も高速でつながる
  • NTTドコモ スピードテストデータのマップ
  • KDDI スピードテストデータのマップ
  • ソフトバンク スピードテストデータのマップ
 RBB TODAYでは、スマートフォン向けのスピード測定アプリ「RBB TODAY SPEED TEST」のユーザーが計測したデータから、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルのネットワークの高速化が全国でどのように広がっているかを分析し、結果をまとめた。

 分析に利用したデータは2012年10月から12月まで。9月21日のiPhone 5発売以後、各キャリアのLTEサービスが出揃った時点からのものとした。データは、NTTドコモはXi対応の全端末、ソフトバンクモバイルとKDDIはiPhone 5をはじめ、Android端末を含めたLTE対応の全端末での計測結果を利用している。日本全国から1日平均で約1万6千件以上、150万件以上のサンプルが集まっている。また分析には全国を5km単位に区切り、その中で計測された下り速度の平均値を参照している。

 まずLTEの全国的な広がりを確認するため、速度を3段階に分け、マップ上にプロットした。各段階の区分けは0~4Mbps、4~8Mbps、8Mbps~。これは集計データの分布を参考に、3Gの一般的な速さ(0~4Mbps)から、早くなったと実感できる(4~8Mbps)、そして確実にLTEでの接続を行なっており、より高速なインターネット接続が期待できる速度(8Mbps~)としている。このマップでは、各社ともに通信速度が速いと感じられる4Mbps以上のエリアが各地に広がっていることが見て取れるが、ソフトバンクモバイルとKDDIにおいては、NTTドコモにLTEサービス開始を先行されていたことを全く感じさせないくらい高速通信可能な8Mbps以上のカバーエリアが広がっていることがよくわかる。中でもソフトバンクモバイルは、8Mbps以上のエリアが都市部はもちろんのこと、郊外エリアまである程度カバーしていることが伺え、3キャリアの中で最も高速通信エリアが広がっているといえるのではないか。尚、このデータはあくまでも計測された場所がベースであり、通信エリアと必ずしも同義ではないことに注意していただきたい。

 また、より詳細に通信速度を知るため、5段階(0~2Mbps、2~4Mbps、4~8Mbps、8~12Mbps、12Mbps~)に振り分け、キャリア別の全体のデータ及びLTEのみに絞ったかたちで、エリア数を比較した。これでもまた、LTEに限らずともソフトバンクモバイルのネットワークが高速回線につながりやすいことが見受けられる。

 分析を見る限り、ソフトバンクモバイルはかつての回線品質への酷評を受け、ここ数年間、基地局の増設など電波改善を推進してきた努力が実りつつあるのかも知れない。しかし、3社ともにLTEのネットワーク計画は道半ばであり、今後この状況は入れ替わる可能性もある。また春にはNTTドコモ、KDDIが112Mbps(理論値)もの速度を実現するネットワークを計画中である。3社がしのぎを削り、よりよい回線環境へ変わっていくのはユーザーにとっても喜ばしいことであり、今後の動向も注目していきたい。
《RBB TODAY》

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