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インフルエンザ&ノロウイルス対策、首相官邸が特設サイト

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正しい手の洗い方
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 冬の感染症の流行シーズンを迎え、首相官邸は、インフルエンザとノロウイルスの対策方法をウェブサイトで紹介している。

 インフルエンザやノロウイルス流行のピークは、毎年1月~2月。インフルエンザの感染力は非常に強く、日本では毎年約1千万人、約10人に1人が感染しているという。今年はノロウイルスなどによる感染性胃腸炎の患者が、過去10年間で最多だった2006年に次ぐペースで増加しており、特に子どもや高齢者は重篤化しやすいので注意が必要だ。

 インフルエンザにかからないためには、「感染経路を断つこと」「予防接種を受けること」「免疫力を高めること」の3点が大切。感染経路を断つには、帰宅時や調理の前後、食事前など、こまめな手洗いを心掛け、飛沫感染や接触感染を防ぐこと。また、十分な睡眠とバランスのよい食事を心がけ、免疫力を高めておくことが重要だ。

 インフルエンザの症状として、比較的急速に38度以上の発熱があり、せきやのどの痛み、全身の倦怠感を伴う場合は、インフルエンザに感染している可能性がある。発症から48時間以内に抗インフルエンザウイルス薬の服用を開始すれば、発熱期間の短縮などの効果が期待できるので、早めに医療機関を受診しよう。特にお年寄りや子ども、妊婦、持病のある人、重症化のサインが見られる場合は、すぐに医療機関を受診すべきという。

 ノロウイルスにかからないためには、「手洗いの徹底」「人からの感染を防ぐ」「食品からの感染を防ぐ」の3点が大切。特に食事前、トイレの後、調理前後は、石けんでよく洗い、温水による流水で十分に流すこと。アルコール消毒はあまり効果がないと言われている。また、感染した人の便や吐ぶつからの二次感染や、飛沫感染を予防し、食品や調理器具を加熱(1分以上・85度以上)することが重要という。

 ノロウイルスの症状は、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛、微熱がある。これらの症状が1~2日間続いた後に治癒するが、子どもやお年寄りなどでは重症化したり、吐いた物を誤って気道に詰まらせたりして死亡することがあるので注意が必要だ。

 厚生労働省のウェブサイトでは、「インフルエンザ一問一答」のパンフレットと動画、「ノロウイルスに関するQ&A」が掲載されている。また、厚生労働省では、感染症に関する相談窓口を開設しているほか、インフルエンザの発生状況を毎週発表しているので、感染に備えよう。
《工藤 めぐみ》
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