ホンダは広州モーターショー12のプレスカンファレンスで、『インサイト』ならびに『スピリア』の2.0リットルを投入すると発表した。登壇した東風ホンダの水野泰秀総経理は「HV専用として初めてインサイトを投入します。競争力のある価格で展開し、環境とクルマに乗る楽しさを一人でも多くの人に届けられればと考えています」と述べた。スピリアに関しては「今回は2.0リッターの投入となり、スピリアのラインアップはこれで完成となります」とした。中国のメディアから、インサイトと『シビック』の違いは何か、との問いには、HV専用車であり、燃費規制をクリアできることを強調した。また、日中関係の影響については「日系メーカーの多くが広州に拠点を持っています。広州現地での(日系ブランドに対する)信頼度は高く、影響は少ないようです。日本車の購入意欲についてはさほど変わっていないと感じます」と話した。