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【レビュー】「GALAXY Tab 7.7 Plus SC-01E」ファーストインプレッション

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GALAXY Tab 7.7 Plus SC-01E
  • GALAXY Tab 7.7 Plus SC-01E
  • 右側面には電源ボタンと音量ボタンを搭載
  • 左側面にはMicroSDカードスロットとSIMカードスロットを搭載
  • 奥から順にMacBook Air、SC-01E、GALAXY SIII、iPhone5。SC-01Eは緑や青の彩色が一番クッキリと出ている
  • NOTTVやワンセグの視聴時にはロッドアンテナを引き出して利用する
  • 解像度はそれほど高くないが、電子書籍のリーダーとしても利用できる。
  • YouTubeでフルHD動画を視聴しても、Xiのおかげでダウンロードが再生を追い越すことはなかった
  • PCで作成したワード文書をPolaris Officeで編集。書式などの設定はできないが、文字入力やコピペなどがスムーズに操作できる
 「GALAXY Tab 7.7 Plus SC-01E」はNTTドコモから10月25日に発売されたタブレット端末だ。画面サイズはモデル名通りの7.7インチで、解像度は800×1,280ピクセル。価格は新規一括払いの月々サポート適用時で27,510円。Xi対応の3Gモデルでありながら、Wi-FiモデルのiPad miniより1,000円安い。

■動画再生では画質の美しさに感動

 NTTドコモでは秋冬モデルの7インチタブレットとして、ほかにも「MEDIAS TAB UL N-08D」を用意している。両者を比較してみると、SC-01Eは動画再生モデルというイメージが強い。SC-01EはGALAXY Tabシリーズで初めて、ワンセグとNOTTVに対応したモデルだ。しかも、液晶ディスプレイにはサムソンの最新モデルにふさわしく、同社の有機ELディスプレイ「Super AMOLED Plus」を採用している。

 試しに身近にあったモバイル端末を並べて撮影してみたが、SC-01Eの映像は特に彩色の豊かさが一つ抜き出ている。2万円代の端末に7インチの有機ELディスプレイを搭載した例はきわめて珍しいため、リッチな映像体験を楽しみたいならSC-01Eは有力な選択肢となるだろう。

 なお、屋内でも窓際の席であればロッドアンテナを伸ばすことで、NOTTVやワンセグの電波を受信できた。特に、NOTTVはワンセグとは違い、映像の解像度は最大で1280×720ドットまで対応しているため、同モデルで再生するには最適なコンテンツとなる。また、通信回線がXiに対応しており、デュアルコア対応のSnapdragon S3 APQ8060(1.5GHz)を搭載しているのも、動画再生時には有利に働く。フルHDのYouTube動画を再生してみたが、ストリーミング再生が途中で途切れることはなく、処理落ちによって画面が乱れることもなかった。バッテリーは5100mAhで、動画を最大10時間まで再生できるとうたっている。試しにフル充電状態から、端末内のメモリーに保存した1,280×720ドットのMP4動画を1時間ほど再生したが、バッテリーは88パーセントまでしか減らなかった。

■ビジネス兼用のモバイル端末としても優秀

 本体背面はアルミ製で、ヘアライン加工されている。重量は344gと、今どきの7インチタブレットとしては平均的なスペック。電源や音量ボタンが右側に固まっているので、左手でホールドし、右手の指で画面を操作するのがスタンダードな使い方となる。

 オリジナルのアプリでは、GALAXYシリーズのスマホでもお馴染みの「Polaris Office」と「7notes with mazec-T」を搭載しており、大画面ならではの操作性で書類の手直しもスムーズに行なえた。特に、手書き入力が可能な「7notes with mazec-T」はタブレット端末では操作がしやすい。

 また、画面下に表示されるランチャーからは、専用のミニアプリが起動。レイヤーを重ねるように画面上に表示されるため、起動中のアプリを閉じずに利用できるのが大きな特徴だ。ブラウザーでネットを見ているときでも、メールやカレンダー、電卓などを利用できるので、モバイル端末を手帳代わりに利用している人には便利な機能になるだろう。
《丸田》
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