「山中先生の受賞、確信していた」……山中教授のノーベル賞受賞、野依氏・利根川氏も祝福 | RBB TODAY

「山中先生の受賞、確信していた」……山中教授のノーベル賞受賞、野依氏・利根川氏も祝福

 スウェーデンのカロリンスカ研究所のノーベル委員会は8日、ノーベル生理学・医学賞について、「人工多能性幹細胞(iPS細胞)」を開発した、京都大学の山中伸弥京都大教授とジョン・ガードン博士の2氏に授与すると発表した。

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Nobelprize.orgのトップページは現在、山中伸弥京都大教授とジョン・ガードン博士が掲載されている
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  • 野依良治氏と利根川進氏のコメント全文
 スウェーデンのカロリンスカ研究所のノーベル委員会は8日、ノーベル生理学・医学賞について、「人工多能性幹細胞(iPS細胞)」を開発した、京都大学の山中伸弥京都大教授とジョン・ガードン博士の2氏に授与すると発表した。日本人の生理学・医学賞受賞は利根川進氏以来2人目。

 これを受け、理化学研究所は、理事長である野依良治氏(2001年ノーベル化学賞受賞)と、理研脳科学総合研究センター長である利根川進氏(1987年ノーベル生理学・医学賞受賞)のコメントを発表した。

 野依良治氏は、「山中先生は誰もが認める立派な研究者です。まだ50歳で今後とも世界を先導してご活躍されると信じています。今後は、国をあげて基礎研究から臨床応用までつなげて、統合的に研究を進めていかなければなりません。山中先生とは理研の多くの研究者も共同研究を進めており、若い世代の努力によってさらなる発展を期待しています」とコメント。

 また利根川進氏は、「山中伸弥先生のノーベル生理学・医学賞のご受賞、大変嬉しく思っております。心からお祝い申し上げます。山中先生のご受賞については確信しておりました。いつ頃受賞されるかと心待ちにしておりました」とコメント。さらに、「先生の一連の成果が、先生とわずか2人の若い学生という小チームでおこなわれた初期の研究の大発見に基づいていることを知り、自分のケースにとてもよく似ていたため感慨深いものがありました。近年多くの科学研究が大規模化していますが、そのおおもとにあるのは個人の創造力あふるる発想だという点で、わが意を得たりと思った次第です」との言葉を、ボストンより贈っている。
《冨岡晶》

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