成層圏からのフリーフォール 10月8日に挑戦 | RBB TODAY
※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

成層圏からのフリーフォール 10月8日に挑戦

エンタメ フォトレポート
10月6日、準備中のバウムガートナー
  • 10月6日、準備中のバウムガートナー
  • 10月6日、準備中
  • 7月の最終テスト
  • 7月の最終テスト
  • 7月の最終テスト
  • 7月の最終テスト
  • 7月の最終テスト
  • Red Bull Stratos
 高度 3万6576メートル(12万フィート)の成層圏からジャンプし、人間のフリーフォールの新記録を打ち立てる「Red Bull Stratos」(レッドブル・ストラトス)が10月8日、日本時間の同日21時30分からアメリカのニューメキシコ州ロズウェルで本番ジャンプを行なう。

 飛び降りるのはオーストリア出身のフェリックス・バウムガートナー(43歳)。気球につながれたカブセルに搭乗、上空からジャンプ、自由落下=フリーフォールし、最後はパラシュートで着地する。成功すれば、以下の 4つの世界記録を達成する。

(1)最高高度の有人気球飛行:3万6576メートル=12万フィート
(2)最高高度からのスカイダイビング
(3)音速の壁を越える人類初のフリーフォール
(4)最長時間のフリーフォール:約5分30秒

 フェリックスは、建造物や地形の高所から飛び降りる「ベースジャンプ」の世界記録保持者だ。7月に行った最終テストでは、高度2万9610メートルからジャンプし、フリーフォールで864km/h、民間の航空機と同じスピードに達し、ニューメキシコ州の砂漠に着地した。

 ジャンプ高度の従来の記録は、1960年にジョゼフ・キッティンガーが達成した3万1333メートル(10万2800 フィート)だ。キッティンガーはアドバイザーとして今回のチームにも参画している。

 レッドブル・ストラトスの大きな目的の一つは、データを集積し宇宙旅行の安全性を高め、高高度でも宇宙船からの避難を可能にすることだ。その上で、フリーフォールのスピード、ジャンプ高度、有人気球飛行の高度、フリーフォールの時間などの世界記録樹立をめざす。

 この様子を日本では、スポーツテレビ局 「J SPORTS」とドキュメンタリーチャンネル「ディスカバリーチャンネル」によって、同日 J SPORTS 3は23時30分より、ディスカバリーチャネルは24時00分より生中継される。両チャンネルが共同で生中継番組を放送するのは今回が初めて。
《高木啓》
【注目の記事】[PR]

関連ニュース

特集

page top