2012年上半期のネットワーク利用犯罪、2,930件で過去最高に……警察庁 | RBB TODAY

2012年上半期のネットワーク利用犯罪、2,930件で過去最高に……警察庁

ブロードバンド セキュリティ
ネットワーク利用犯罪の内訳
  • ネットワーク利用犯罪の内訳
  • サイバー犯罪の検挙件数の推移
  • 都道府県警察における相談受理件数の推移
  • 不正アクセスなどに対する相談受理件数の推移
  • サイバー犯罪の罪名別割合
 警察庁は20日、2012年(平成24年)上半期のサイバー犯罪の検挙状況等について、調査結果を発表した。

 それによると、2012年上半期のサイバー犯罪の検挙件数は3,268件(前年同期比+755件、+30.0%)。そのうち「ネットワーク利用犯罪」は2,930件(前年同期比+569件、+24.1%)で、半期統計で過去最高となった。「コンピュータ・電磁的記録対象犯罪等」は95件(前年同期比+42件、+79.2%)、「不正アクセス禁止法違反」は243件(前年同期比+144件、+145.5%)となっており、3つの分野すべてで検挙件数増を示した。

 なお「ネットワーク利用犯罪」のうち、「児童買春・児童ポルノ法違反(ポルノ)」が530件(+177件、+50.1%)、「ネットワーク利用詐欺」が401件(+16件、+4.2%)と大幅に増加している。ただし、ネットワーク利用詐欺のなかで、インターネット・オークション利用詐欺は88件となり、2009年以降で大幅に減少している(-117件、-57.1%)。

 都道府県警察の相談窓口で受理した、サイバー犯罪等に関する相談件数は、2012年上半期は39,150件で前年同期比よりやや減少した(マイナス1,493件、マイナス3.7%)。分野では、「詐欺・悪質商法に関する相談」がマイナス2,266件で、14,660件に減少した一方で、迷惑メールに関する相談は909件増の6,569件となっている。またコンピュータ・ウイルスに関する相談は、件数は少ないながらも82.7%増の285件で、高い増加率を示した。

 警察庁では、今後の対策として、「改正不正アクセス禁止法」の的確な運用、「不正指令電磁的記録犯罪(ウイルス罪)」への的確な対処、違法情報等の取締りの強化、被害防止対策の推進などを掲げている。またサイバー犯罪に関する相談窓口の充実強化も行う予定。
《冨岡晶》

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